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中国OLの大好物「ひまわりの種」

2005 / 11 /23

※PAOS上海がデザインしたひまわりの種のパッケージ


※列車の中でヒマワリの種を食べる女性

中国で大人気のヒマワリの種のパッケージはPAOS上海のヒットデザインです。


中国の人たちは種を食べるのが大好きですが、今では大成功したPAOS上海のパッケージデザインと同様の手法を用いた商品がコンビニの店頭などでもあふれています。


かつて私たちが小岩井のパッケージデザインで大ヒットを記録した時も次々と同じようなデザインが競合他社から出たことがありましたが、中国ではそれ以上の真似っこぶりだと思えました。


この写真は上海に向かう列車の中で若い女性がヒマワリの種を食べている光景です。中国の人はヒマワリだけでなくカボチャやスイカの種などを良く食べます。そのためわざわざ種だらけ(?)のそれを栽培しているのだそうです。もっともこうした種を食べることが一番多いのは若いOL達だそうです。

実は、PAOS上海がデザインをして大ヒットしているヒマワリの種のパッケージは、この写真に写っているものです。上海のスタッフは、この仕事を頼まれたとき、100gを単位としたパッケージデザインを頼まれたそうです。その時、彼らはひとつの調査を試みたのです。それはOL達がいったい一回に平均どの位の量の種を食べるのだろうか?ということを調べたのだそうです。


その結果は、一回あたりの食べる時間は30分、量は75gだったそうです。そこで逆提案をしてこの単位のパッケージで値段は100gの時の据え置きにしたそうです。その成果は信じられないくらいの数字、少なくとも10倍強の売り上げ増を記録したのだそうです。無駄がなくなり満足が得られる量が心理的に影響したのでしょうね。もちろん新しいデザインの成果が役立ったことも大きかったでしょうが、マーケティングとは不思議なものですねぇ。



投稿者 Nakanishi : 2005年11月23日 10:18