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« 「PAOSの次を創る」人材が欲しいメインイヌ型ロボット、AIBOから復活aiboへ »

2018新年ご挨拶

2018 / 1 /15

寒中お見舞い申し上げます

早々に新年の賀詞を頂戴いたしました皆さま、お心遣い誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。
本年は日めぐりの都合でゆっくりした仕事始めとなり、未だに正月気分が残っています。
遅まきながら、新年のご挨拶を書かせて頂きました。

2018年は4月がやって参りますと、PAOSという組織を起ち上げてからちょうど50周年を迎えます。
私は桑沢デザイン研究所に続いて早稲田大学に進み、在学中に力を注いだデザイン研究会という研究サークルの活動のお陰で、学生時代にわが国最初のブランド・コントロール・マニュアルとも言えるTDK(旧 東京電気化学工業株式会社)のブランド管理マニュアル制作のご依頼(1966年)をいただきました。そしてその延長のままに、ブランド戦略やVI標準化管理、加えて、その起点や背景となる発想や思考、企業力強化等が仕事になっていきました。振り返り見れば実に時の流れは早かった、との思いが深いのですが、斯(か)くして半世紀が経ったことになります。

当時のデザイン誌に「TDKデザイン・マニュアル」を事例として取り上げて頂いた際、この分野に初めて「DECOMAS(経営戦略としてのデザイン統合)」なる呼称を定めました。そして後にこれが私の代表作として30年間10版もの版を重ねる、大作にして超ロングセラーとなってくれた拙著を著すきっかけとなりました。

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「TDKデザイン・マニュアル」と掲載記事(1968年12月刊「デザイン」)

また、早稲田在学中に「総合大学にこそ、その学部横断的特性を活かしたデザインの新しい学部の設置を」と訴え、その構想を「早稲田大学デザイン学部設置への試案」として、6年制のカリキュラムを伴って発表し、それが雑誌にも採り上げられて広く話題になってくれました。
続いて執筆しました処女作「デザイン・ポリシー(企業イメージの形成)」は、学生時代の生硬さは否めませんが、今も中古本市場を賑わせてくれています。

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「早稲田大学デザイン学部設置への試案」(1963年刊「デザイン」)の記事と「デザイン・ポリシー」(1964年刊・浜口隆一共著)

「Commodity speaks, Culture whisper(商品はガナり立てるように伝わり、文化はささやくように伝わる)」という表現があります。文化は一度伝わると強い影響力を持つものですが、拙著もそのような文化的な影響力を少しでも持ってくれたのなら歓びもひとしおです。

ところで、私は今年の正月で傘寿(80歳)の節目を迎えました。これからも仕事に生活に、高齢化社会の生き方モデルになるような仕事師としての日々が送れればと願っております。これは決して人生を達観したという意味合いではありません。いつまでも自らの挑戦的姿勢を貫いていきたいという想いの故です。
最近は、100年人生の設計を、などと言われ始めていますが、それを前提とすると、あと20年もの間、「如何に生きるか」を考えなければなりません。これは想像するだにくたびれる将来計画です。
幸か不幸か私は就職というものをしたことがありませんので、定年退職の発想がありません。そしてまわりを眺めていて思いますに、我が人生のためにはリタイア宣言などというものは下手にやらない方がかえって良策なのでは?とも考え始めております。

年明けには家族で神戸に行き墓参りをして参りましたが、健康体に生み育ててくれた両親に、傘寿報告と共に感謝の祈りを捧げてきました。
その際、墓前でふと思い起こしたことがあります。それは、私の幼児期には戦時下で殆ど肉類を食する機会が無かったので、母がよくスッポンを食べに連れて行ってくれたということでした。いかにも食通らしい母の思い出にしばし心が和み、その愛情を胸にこれからも健康な日々でありたいと思った次第です。

お陰様で、50年目のPAOS も、9年目を迎える人材育成講座STRAMD東京(大阪は7年目)ともに、種々のテーマを抱え、使命感に終われての日々です。

本年も一年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年正月
PAOSグループ代表
中西 元男



投稿者 Nakanishi : 2018年01月15日 11:58