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<title>中西元男公式ブログ | 中西元男　実験人生</title>
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<modified>2012-05-11T13:40:22Z</modified>
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<copyright>Copyright (c) 2012, Nakanishi</copyright>
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<title>「早稲田大学デザイン学部試案（1962）」から50年――――――　21世紀デザインの役割と展望</title>
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<issued>2012-05-09T09:25:55Z</issued>
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<summary type="text/plain">最近は、デザインの専門家(デザイナー)ではない人たち、主に経営系やマーケティング...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>最近は、デザインの専門家(デザイナー)ではない人たち、主に経営系やマーケティングの専門家達による、デザインの経営的重要性を指摘する提案の書が多く著されるようになってきました。デザイン側からみれば、長く続いた作品主義という視野狭窄(しやきょうさく)状況を突破できる可能性が生まれ始めたということでしょう。<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>また、「DESIGN THINKING(デザイン思考)」というキーワードも、スタンフォード大学や東京大学、トロント大学等々、世界的な広がりで採り入れられ始めています。これらの動きは、ひと言でいえばMBAやMOTなど、いわゆる「経営学系の分野の人たちが、デザインの持つ知的美的経営力に注目し始め、創造的人材育成の分野に新規トライアルを始めた」ということに他ならないでしょう。<br /><br />
<font color="navy", face="ＭＳ 明朝,平成明朝">『早稲田大学が、過去においてわが国文化のあらゆる分野で先鞭をつけて来たごとく、デザイン教育においても真の立場を求めて立ち上がるべきであり、わが国総合大学におけるデザイン教育面での、リーダーシップをとらなければならない。（中略）社会においてデザインはよりよい生活を築く手段であって、なおかつ売るという目的を達することこそ、企業におけるデザインの大前提であり、（中略）単に造形の問題としてだけでは扱えない多くの要素を、デザインはその中に宿している。（中略）<br />
新時代が求めているデザイン教育は、（中略）造形研究を基盤として出発し、物と人との関係から人と人との関係まで、社会をディレクトしていく新しい分野を開拓し、広汎かつ遠大な文化形成のための指導者(ディレクター)を創り出すことを目的としている。《これは今こそわが国が必要としている人材である》』</font><br /><br />
この生硬な拙文は、ちょうど今年から遡ること50年前、1962年に発表した「早稲田大学デザイン学部設置への試案」という提案書の一部です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_012.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120509/120509_012.html','popup','width=800,height=1144,scrollbars=yes,resizable=yes,toolbar=yes,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_01-thumb.jpg" width="345" height="493" /></a><br />
「早稲田大学デザイン学部設置への試案」掲載誌<br /><br />
ここには、デザインという分野が単なる美術・造形教育の枠内に止まるだけではなく、それを一方の極とするならば、他方の核として、総合大学においてこそデザインが重視され、主要な学部として存在するべき、との構想提案の形を取っています。<br />
この提案は、時の大浜信泉総長にも報告の機会を与えられ、雑誌にも採り上げられて、一部の人には大いに注目を浴びましたが、いかんせん当時はまだ時期尚早の提案でありました。<br /><br />
その後設立したPAOSという会社は、こうした主張や仮説の正当性と現実性を、少しでも実証していこうとの理想のもとスタートした実験会社でもあったわけです。この学生の研究サークルから出発した研究・実践組織も、創業から既に今春で46年の歳月を経、当初の主義主張が決して間違いではなかったことを、自身の仕事の上でも証明しようと歩みを続けてきました。<br /><br />
加えて最近では世界的にも、前述のごときデザインという分野の持つ可能性に注目し始めた経営系の専門家が出現し、デザイナーの中でも、単に受注型表現処理の作品主義に終わるのではない慧眼の持ち主というか、市民や社会の生活者的価値の創造者ともいえる個人的能力の持ち主が現れ始めました。<br />
50年を経てようやくという気がしないではないですが、デザインという分野の持つ本来の有用性の拡がりが認められ始めたとの感慨はひときわ大きいものがあります。<br /><br />
時に「21世紀は人間の時代」と言われますが、突き詰めて言えば「人間力＝体力＋知力＋感性力」と言い換えてもよいでしょう。<br />
この中でも、体力や知力は非常に分かりやすく、教育の分野でも全人的基礎教養や共通理解としてそれが認められてきたのですが、感性力はともすれば定量的価値化や社会的なインフラストラクチャー、すなわち説得力ある社会的基盤としての必然性が認められ難かったために、ごく一部の才能あるプロフェッショナルの専門領域として特殊視されてきたきらいがありまました。<br /><br />
そもそもデザインという専門分野も、その出自を考えてみますと、産業革命という大きな歴史的変革を機に現れてきた分野です。<br />
ということは、本来デザインとは、大量生産・大量伝達・大量輸送等といったいわゆる“マスの価値創造”と不可分の存在であった筈なのですが、どうしたことかデザイン教育が美術学校の延長上だけに置かれ、美術教育と非常に近い分野として位置付けられて、今日に至ってしまいました。<br />
そのため、ともすれば「デザイン＝美的作品」という社会的通念が出来上がり、評価も芸術の価値に近い評価軸が出来上がってしまいました。決してこれが悪いというつもりはないのですが、どこかでデザインは自らの持つ可能性の広がりの芽を摘んできてしまったのではなかったでしょうか？<br />
美学の世界では、「芸術作品の価値は一品性にあり」といいます。<br />
つまりその作品が世の中で唯一無二の存在であることに、重要な価値を認めようとするところがあります。<br />
どうやらデザインも美術教育に近いところでのみ育ってきたために、どうしても作家作品主義的価値が優先され、たまにビジネス的な大きな成果を生み出すと、そのデザイナーはまるでデザイナーの閾(いき)を越えた人の如く評価されるのですが、私はこうした成果や姿勢こそ本来デザインに求められるべき在り様だと考えてきました。<br />
個人名を挙げて恐縮ですが、たとえば身近なところでは、最近の佐藤卓さんのお仕事などは、そうした天稟ある成果と言えるのではないでしょうか。十分に理解しているわけではありませんが、深澤直人さんの活躍も生活の文化化という意味ではそのように思えます。<br /><br />
私は随分以前から、優れたデザインとは、伝え方の問題ではなく、「伝えるに足る価値の創造こそ重要」と繰り返してきました。<br />
しかもそのコンセプトづくりから実体化までを、個人の作品としてビジネスにしていくよりも、異分野の専門家ともコ・ワークで成し遂げ、「デザインを産業化」していくことが重要なのだと主張し実践してきたつもりです。<br /><br />
そのためには、デザイナー(上記で求められる人材を広い意味で「デザイニスト」と呼称していますが)とは、単に見える価値の表現者に止まらず、その大元となる企業存立や理念そのものの、いわば見えないデザイン価値の創出に、源泉レベルから関与するべきであって、その出発点から企業や公共体の感性力や文化力といった、これまではともすれば置き去りにされがちであった存在価値や存立の創造行為から開発を始めていくべきでしょう。<br /><br />
「早稲田大学デザイン学部設置への試案」という提案も、こうしたデザイン本来の在るべき論、人材育成論としての提言であったという次第です。ですから、ここでのカリキュラムは、最初から大学院までの６年制を前提とし、特に修士課程の２年間は徹底して異分野の人たちとのチームプレー、協同創造作業をカリキュラム化した試案となっています。<br /><br />
ありがたいことに半世紀も経って最近ようやくこうした主張が世界的な広がりを見せつつあることを、深く喜んでいる次第です。<br />
私に言わせれば、デザインという分野の面白さは、どの分野にでも関わっていける特性、つまりインターディシプリナリー(分野横断力)性というか、その融通無碍性(ゆうずうむげせい)にあります。<br /><br />
私達PAOSという組織は、総合大学におけるデザイン教育構想が実現しないのなら、せめて自分達の手で可能な範囲の実験実証にトライアルしてみようと始まりました。<br />
社名のPAOS(パオス)も実に欲張ったネーミングというかフィロソフィブランドで、「Progressive Artists Open System＝進歩的で、創造的で、組織的に最適解を出す」を略したもので、昭和43年(1968)の法人設立です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_022.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120509/120509_022.html','popup','width=600,height=336,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_02-thumb.jpg" width="345" height="193" /></a><br />
PAOSの旧新ロゴとネーミングの意味<br /><br />
特別の資金も、コネも、指導者も無く始めた会社でしたから、出だしは苦労をしましたが、お陰様で次第に理解ある良きクライアントにも恵まれ、特段の営業活動らしきものもしていないのに、結果的に、多くの実験的なビジネス成果やサクセスストーリーに恵まれてきました。<br /><br />
永くPAOSというビジネスモデルを試みてみて、これもデザインという分野の問題点かと思いますが、デザインビジネスではストック的な価値が認められ難いという構造的欠陥を痛感しながら推移してきました。そのマイナス因子の一端が、CIというと、最近では企業ロゴのみの表現デザインの話になってしまったりする現象です。<br /><br />
セキスイハイム新事業確立戦略の立案、松屋の百貨店業＆銀座商街区再生運動、ベネッセ(旧福武書店)の長期企業指針策定、ブリヂストンの世界1位企業達成目標の具現化策、INAXの環境美創造提供産業化、NTTやDoCoMoの社会インフラ型高度サービス業化、伊藤忠の国際総合企業理念策定等々、これまでに手掛けさせて頂いたプロジェクトはおよそ大小100を越えようかという数になってきていますが、多くは理念や方針のデザインからリアライゼーションに至る長期的戦略的展開を旨としてきました。<br /><br />
こうしたPAOSでの長いビジネス体験の累積や成果を振り返るに、企業経営とデザインの間において、私たちは大きく二つの問題をかかえていようかと考えます。<br />
一つは、たとえば30年先を目指して立案提案した、長期経営戦略や企業変革のデザインが、時を経てようやく成果を生んでも、わが国マスコミのほとんどは歴史的成果やアーカイビングとしての価値を振り返ろうとはしません。<br /><br />
賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶと言いますが、むしろこうしてPAOSで積み重ねてきたところ、つまり内容的・理論的・数字的成果への評価については、韓国・台湾・中国等アジアの国々の方が学び取ろうとする姿勢では真剣で強いように思えます。<br /><br />
デザインというと、テンポラリーな作品主義として、皮相的、フロー的現象としてしか見ようとしないわが国マスコミ界の姿勢そのものが、日本企業の将来展望を伴った企業力強化を弱めていっているのだと思えてなりません。<br />
目先の売り上げにさえなれば何でも商売の種にしてしまう大手のデザイン利活用専門業者の近視眼的ビジネス志向も、企業力の国際的弱体化に繋がっていると思います。<br />
国家や公的機関にも、わが国の10年後を見据えた明確なデザイン政策や目標が存在しているとは思えません。<br /><br />
もう一つの問題は、これだけ企業経営レベルでのケーススタディやサクセストーリーの実例や詳細記録が存在するにも関わらず、企業経営上の感性力効果や成果の現実テーマに、真剣に取り組もうとする研究者や学者が未だほとんど現れてこないのも不思議と言えば不可思議な事実です。「MBAは理論と数字の世界、経営には情も必要」と言われますが、その通りだと思います。国家や企業の人間化の中でも、感性力や文化化力の強化に取り組む人材育成が必要なのです。<br /><br />
私は、物的･技術的経営や財務的経営に加え、リーマンショック以降のビジネスモデルとして、「知的美的経営」が重要と考えています。そうした構想は2、30年も前から主張し、実践に努めてきたつもりですし、それら長期プロジェクトの実績事例が、最近ようやく初期の目標を達成し、当初の企画内容から開発プロセスまで含め公表できる段階に達してきました。<br />
こうした個別企業でのケーススタディの活用が、今や汎用化論として重要な存在価値・経験価値を有し始めていると考えております。<br /><br />
特にわが国のこれからを見通す数値的シミュレーションとしては、最早、量的大国としては中国やインドなどに敵いっこ無いわけですから、より尊敬に値する国家存在としての広い意味での文化大国スマートネーション化(IT･科学＋芸術･文化＋地理的特性･歴史的遺伝子)という意味での根源療法を必要とする時が来ているのではないでしょうか。<br />
これからのデザイン分野は、その融合役としての役割が大きいと私は考えております。<br /><br />
「工業化時代のデザイン」教育の世界に、バウハウスというマイルストーンを打ち立てたW.グロピウスは、「デザインはあらゆる分野の共通公分母」と言いました。全ての人工物に審美性・快適性・安全性等の付与をミッションとする意味では、その通りでしょう。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_031.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120509/120509_031.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_03-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
W.グロピウス<br /><br />
しかし現在の「高度情報化時代におけるデザイン」のミッションとは、ともすれば独立独歩でバランス感覚を失いつつある、技術・社会・環境・文化・経済の融和力を発揮すること、言い換えれば､もう一度人類や国家の体力＋知力に感性力といった側面から、適切な融和剤として存立の責を問われているのが、これからのデザイン分野の目標と言えるのではないでしょうか？<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_05.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120509/120509_05.html','popup','width=600,height=451,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_05-thumb.jpg" width="345" height="259" /></a><br />
21世紀デザインのミッション<br /><br />
その意味でも、時代はデザイナーを超えた「デザイニスト」を必要としているのです。<br />
私が2010年から「STRAMD(戦略経営デザイン人材育成講座)」を主宰し始めたのも、述べてきましたような背景があってのことです。<br />
今こそデザインは対象療法を超えた根源療法に応える必要があるのではないでしょうか。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_041.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120509/120509_041.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120509/120509_04-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a></p>]]>
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<title>卒業式、修了証書</title>
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<modified>2012-04-19T08:43:48Z</modified>
<issued>2012-03-23T08:17:12Z</issued>
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<summary type="text/plain">私としては随分久しぶりに卒業式なるものに出席しました。 STRAMD(戦略経営デ...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>私としては随分久しぶりに卒業式なるものに出席しました。<br />
STRAMD(戦略経営デザイン)第２期生の修了式が桑沢デザイン研究所の夜間部(デザイン専攻科)と共に行われたので出席したのですが、そこで思いだし引っ張り出してきたのが、この修了証書です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_13.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120322/120322_13.html','popup','width=600,height=396,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_1-thumb.jpg" width="345" height="227" /></a><br />
錚々たる名前の並ぶ私の桑沢時代の修了証書<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_53.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120322/120322_53.html','popup','width=800,height=416,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_5-thumb.jpg" width="345" height="179" /></a><br />
サインの文字が読めるようにというリクエストにお応えして（追加）</p>]]>
<![CDATA[<p>これを戴いたのは昭和34年(1959)春、リビングデザイン科基礎クラス修了時のことでしたが、戦後のわが国デザイン界を創り上げてきた錚々(そうそう)たる諸先生方のお名前が列記されているのです。これを見ても、創設者：桑澤洋子先生の凄さが解ります。<br /><br />
勝見勝、浜口隆一、阿部公正と、戦後日本のデザインや建築の理論界を創り上げてきた賢人たち、豊口克平、剣持勇、篠原一男といったインダストリアル、インテリア、建築等々それぞれの分野を代表するパイオニアデザイナーたち、加えてデッサンを親切丁寧にご指導くださった、わが国を代表する彫刻家佐藤忠良、さらには戦後の思想界の一方の雄であった清水幾太郎、といった輝くばかりのビッグネームが燦然(さんぜん)と連ねられています。その先生方が個々に自筆で、一人々々の学生たちのためにサインをして下さった、記念すべき修了証書なのです。<br /><br />
この上の研究クラスでは、グラフィックを田中一光、レタリングを佐藤敬之輔、印刷を小池光三といったきら星のごとき方々に学んでいました。<br />
特に、小池先生は常に朝９時ピッタリに来られ、他の生徒たちはみな９時半頃までやって来ませんので、冒頭の30分位はいつも個人教授となり、私の印刷･活字(書体)･紙などに関する知識はほとんどこの時に身につけたといっても過言ではありません。<br /><br />
この時代の桑沢の卒業生から、その後デザイン界で活躍する著名人が沢山出ているのですが、当時の桑沢に優秀な人材がことさら多く集まっていたとは思えません。「先生が良ければ、触発されて優秀な人材が生まれる」ということでしょうか？<br /><br />
振り返ってみれば、私は後に、第1回勝見勝賞の受賞者に選ばれたり、最初の著作は浜口隆一先生との共著「デザイン・ポリシー(企業イメージの形成)」として書かせていただいたりと、自身のデザイン人生におけるマイルストーンとも呼べる贈り物を桑沢の恩師たちから頂くことにもなりましたので、当時の先生とのご縁は、終生忘れがたいものになっています。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_35.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120322/120322_35.html','popup','width=600,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_3-thumb.jpg" width="345" height="345" /></a><br />
田中一光先生デザインの、この世に一点だけの第一回勝見勝賞 賞状。紙は手漉きの特漉き、箔も最高級の金箔とのことです。さすが田中先生作です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_41.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120322/120322_41.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
浜口隆一先生との共著「デザイン・ポリシー(企業イメージの形成)」(1964刊)<br /><br />
さて、このたび出席した桑沢の卒業式ですが、昨年の第１期生の卒業時は東日本大震災のために式典そのものが取り止めになりましたので、STRAMDとしては初めての修了証書授与式となった次第です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_21.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120322/120322_21.html','popup','width=600,height=371,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120322/120322_2-thumb.jpg" width="345" height="213" /></a><br />
浅葉克己所長から証書を受け取るクラス代表大月均さん<br /><br />
なろう事ならば、それぞれの分野を動かし、新しい価値の創造を可能としてくれるような人物に育っていただきたいものです。<br />
STRAMDの価値は、仕事人生の第2段ロケットに点火する教育的意味合いも強いのですから。</p>]]>
</content>
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<title>トンボ、ヒーロ・ホーロ</title>
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<modified>2012-02-27T13:13:01Z</modified>
<issued>2012-02-27T02:36:45Z</issued>
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<summary type="text/plain">なぜだろう？夢の中でトンボを捕まえた。 ナゼ今頃そのような夢を見たのだろう？...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>なぜだろう？夢の中でトンボを捕まえた。<br />
ナゼ今頃そのような夢を見たのだろう？</p>]]>
<![CDATA[<p>首筋の右後ろのところにいきなりやってきたのを、反射的にパッと押さえたのだが、あっ！大型のトンボだ！と潰さないようにそろーっと手でお椀をつくるようにして、慎重に両方の羽を(片方の羽だけ持つとちぎれてしまう)、上手く指を動かして掴かみ取ってみると、なんとそれはヤンマだった。子供の頃に神戸ではホンマとも呼んでいたが、それは滅多に捕獲できない本ヤンマだったのだ。<br />
もっと大型のトラトン(オニヤンマ)は更に珍しかったが、ヤンマだって飛翔するのを目にすることはあっても、よほど偶然の機会にでも恵まれないと捕まえることは難しい。一日中子供が、「トンボ、ヒーロ・ホーロ」と追っかけ回しても、捕らえられるチャンスなど滅多に無かった。<br /><br />
僕は子供(小学校2，3年生)の頃、近所でも有名な虫取り名人だった。<br />
素手ではなかなか捕まえられない、蝉の中でも最も大型のクマゼミだって、しょっちゅう手で捕らえていたが、それと比べてもヤンマの捕獲は別格に難しかった。<br /><br />
当時、というのは太平洋戦争終戦間もない頃のこと、神戸市の市中とはいえ、近所には米軍が空襲で爆撃をして回った後の大穴がいくつも空いていた。大型の250キロ爆弾が落ちた後の穴は特に巨大で、そこに池のように水が溜まり、池面(いけも)の上を悠々とヤンマが弧を描いて飛び回っていた。が、赤トンボなどと違って、いくら捕虫網を振り回しても、ヤンマはほとんど捕らえられるものではなかった。それくらい貴重な昆虫だった。<br /><br />
他方、クマゼミは特に栴檀(せんだん)の木に集まる習性があって、自宅の庭が比較的広く、表庭と裏庭には大きな栴檀の木が3本ほどあったため、よくこの木に登っては素手で捕まえたものだ。気の毒だったが交尾中のセミは直ぐに飛び去るわけにはいかないので、格好の捕獲チャンスであった。<br />
またクマゼミは逃げるとき、必ずオシッコをして飛び去るから、何度もセミの小便の洗礼は浴びたものである。<br /><br />
近所のフツーの子供達にとってはクマゼミは貴重な捕獲物だから、みな裏山の公園で竿の先にトリモチ(ネバネバとした練り物状で、虫につけると簡単に捕まえられた)をつけてセミ捕りをしていたが、捕れても羽にトリモチの痕がベタベタと残ってしまい、成果品としては価値が半減した。<br />
その点、素手で捕まえたクマゼミは綺麗で皆の羨望の的だったし、大変な戦利品だったのだった。<br /><br />
今は、わが国も温暖化が進み、東京でもクマゼミを見たという記事を目にするが、その頃、この大型セミは静岡くらいが北限とのことで、長じてからは夏休みなどに田舎に帰り再度上京する際などに、早朝から何匹も手掴み捕りをしては、丁寧にティッシュペーパー等に包み、貴重品として下宿の近所の子供達にみやげに持って帰ったものだった。どうせ自然の侭に生きていても一週間くらいの命だから、東京の子供達にこの貴重品を生きた侭見せてやりたいとの思いからだった。<br />
クマゼミはお腹の赤い雄だけしか鳴かないのだが（他のセミも雄しか鳴かない）、列車の荷棚で時々ジィージィーと鳴き、乗客の皆さん怪訝そうに上を見上げていたものだった。<br /><br />
さて問題は、見た夢など殆ど覚えていたことない私が、どうしてヤンマを捕まえた夢をかくも鮮明に覚えていて、ブログに書き残してみようと思ったのか？だが、それは多分視覚だけの夢見ではなく、虫を捕らえた時の独特の触角の記憶が蘇ったからではなかろうか？<br /><br />
平均寿命からいっても、おそらく余命がそう長くは無い私に、完全に忘れ去っていた子供時代の神様のプレゼントだったのかもしれない。<br />
夢占いでは、トンボは恋占いのシンボルなのだそうだが、マサカね？<br /><br />
（この拙稿は、忘れないうちに敢えて丁寧語を使わないで記述しました。ご容赦下さい。）</p>]]>
</content>
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<title>チョコレート奇譚(きたん)</title>
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<modified>2012-02-07T12:20:20Z</modified>
<issued>2012-02-07T06:07:26Z</issued>
<id>tag:designist.net,2012:/blog/1.374</id>
<created>2012-02-07T06:07:26Z</created>
<summary type="text/plain">ヴァレンタインデーがやって来ると思い起こすチョコレートにまつわる話があります。 ...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
</author>
<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>ヴァレンタインデーがやって来ると思い起こすチョコレートにまつわる話があります。<br />
それはプロジェクトの内容としては素晴らしかったのですが、文化的には悲しい、同時に業界的には貧しいお話です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_031.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120206/120206_031.html','popup','width=600,height=375,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_03-thumb.jpg" width="345" height="215" /></a><br />
チョコレート（新開発商品）の1種、26年前だが今見ても新しい。</p>]]>
<![CDATA[<p>1986年、当時のクライアントであったユーハイムから、新規にチョコレート事業を起ち上げたいとのご依頼がありました。<br />
「美味しいものは身体に良い」とは、ユーハイム社の創業時からの社訓のようなものでしたが、事実、同社の河本武社長(当時)は、頑(かたく)なにその創業者からの教えを実践されていた方でした。ですから、チョコレート事業を立ち上げるに当たっても、スイスの高級チョコレートを原料として輸入するところから始めるという方針でした。<br />
当時のわが国チョコレート市場は、年間売上の半分はヴァレンタインデーに集中するといった、実に片寄った状況にありました。<br /><br />
そこでPAOSは、駄菓子屋的な大量生産を前提とした当時のわが国菓子業界の大勢に従うのではなく、チョコレートを大人用の洒落たパーソナル・ギフトアイテムとして位置付け、ヴァレンタインデーなどに特に関係なく、日常の贈り物用になる楽しくオシャレな高級チョコレートを生み出し、古い業界に新しいくさびを打ち込もうとの方針提案を行いました。<br />
河本社長もこの考え方に大いに賛成してくださり、次々と新商品の提案をさせていただきました。<br /><br />
ブランド名もイマージュドール（黄金のイメージ）と名付け、それまでの業界の常識を破る新商品が次々と生まれていきました。そして、原宿には専門店としてのシンボルショップまで設けられ、好評裏に新事業はスタートしていったのでした。<br />
それが、ご覧のような品揃えでした。四半世紀も前の話ですが、今売られていても十分に新しいと思いませんか？<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_021.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120206/120206_021.html','popup','width=600,height=302,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_02-thumb.jpg" width="345" height="173" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120206/1202061.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120206/1202061.html','popup','width=800,height=722,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120206/120206-thumb.jpg" width="345" height="311" /></a><br />
開発された新ブランドとパーソナルギフト用の数々の品揃え例<br /><br />
ところが、この事業は突然中止の憂き目を見ることになります。<br />
なんと「商品自体がパッケージ全体の70％を越えていなければならない」とする食品業界の約束事に違反している、とのことで、かなりの商品が生産中止に追い込まれたのです。<br />
他にも理由はあったかもしれませんが、当時はお上や護送船団方式の業界のルールに違反など出来る時代ではありません。<br /><br />
私は、食は１.エサ、２.標準食、３.文化、の3種に大別できると考えてきました。<br />
１. 「エサ」は、文字通り空腹を満たすためが目的の食です。<br />
２. 「標準食」は、家庭料理や給食など、日常生活を支えるための食です。<br />
３. 「文化」は、懐石料理など、いわゆる“文化としての食”です。<br /><br />
これは、洋菓子業界だけの問題ではありませんが、どうもわが国産業界は、全般的に見て、この文化や生活の成熟を勘案してのマーケティングで遅れをとってきたのだと私には思えます。<br />
大量安価生産という錦の御旗というか、いわゆる工業化時代からの通念や呪縛から抜け出られず、結果、受け手の心情や文化の価値を認めない商品開発の風潮が、企業に国際間競争や地域市場特化への対応力を失わせていったのだと思えてなりません。<br /><br />
ユーハイムのチョコレート事業の消滅は、そうした代表例のように思えます。<br /><br />
最近はヨーロッパから大量のチョコレートが贈り物用に輸入されてきています。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_041.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120206/120206_041.html','popup','width=750,height=546,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120206/120206_04-thumb.jpg" width="345" height="251" /></a><br />
最近のヨーロッパ輸入チョコレート類の一例<br /><br />
それらを見るにつけても、もしイマージュドールを時代の新しい価値として認め、業界全体が新しい市場開発競争、つまりチョコレート市場の競争共栄時代に入っていれば、今頃わが国のチョコレート事業は、中国などアジアの新興市場で大きな成果を上げていたかもしれません。<br /><br />
その意味で、ヴァレンタインデーがやってくると思い起こす、悲しい寂しい想い出です。</p>]]>
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<title>ニュービジネススクール“STRAMD(ストラムド)” 第３期生募集中</title>
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<modified>2012-01-31T01:37:47Z</modified>
<issued>2012-01-30T03:02:06Z</issued>
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<summary type="text/plain"> 2010年春「企業経営にデザイン思考を」の、半ば使命感に駆られてスタートさせた...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p><a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_11.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_1-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br /><br />
2010年春「企業経営にデザイン思考を」の、半ば使命感に駆られてスタートさせたSTRAMD(戦略経営デザイン人材育成講座)が、勢いを増しながら３期生の募集にまでこぎつけました。大変嬉しいことです。<br />
同時に貴重な時間を割きご協力頂いている多くの講師の先生方には感謝の念に堪えません。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/smenu/inq.html" target="_blank">＊STRAMD募集要項</a></p>]]>
<![CDATA[<p>私は、わが国の産業界や政治が今日のように低迷してきた要因の一つに、物量や数字的価値尺度にのみ心を奪われ、「情や美意識といった人間性や社会発展には欠くべからざる分野」への、投資や価値創造を怠ってきたところに遠因があったと考えています。<br />
STRAMD(ストラムド)とは、ソフト・ハードのデザインという不思議なパワーを持った分野を、多くの向上意欲ある人たちに、その片鱗でも学び経験して貰おうとの思いで設立した新時代の人材育成講座です。<br />
よく「デザインはモノからコトへ」などと言われますが、私は「ヒトのデザイン」「デザイン心のデザイン」こそ重要と考え、トライアルを繰り返してきました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2.html','popup','width=600,height=399,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_2-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_31.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_31.html','popup','width=600,height=399,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_3-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5.html','popup','width=600,height=400,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_5-thumb.jpg" width="345" height="229" /></a><br />
STRAMD理解のための公開シンポジウムと交流パーティ<br />
詳しくは開催記録<a href="http://www.coco-de-sica.tv/edu/201201141700.html" target="_blank">Ustreamのご高覧を。</a><br />　　　<br />
2年間を通じてのSTRAMDの受講生の平均年齢は36.3 才、20代から60代までの広がりはありますが、中心は３，40代のいわば最も働き盛りの人たちです。彼らが忙しい時間をやりくりして駆けつけ、夜の18:30〜21:10(実際はQ&Aなどあって22：00頃まで)の間、居眠りをする人も殆どなく熱心に講義に聴き入る姿には、感動すら覚えます。<br />
加えて、講義時間以外での交流や、そこから生まれてくる年齢・専門分野等を越えたネットワークの形成にも嬉しい成果を感じています。<br /><br />
STRAMDを実践してみると、生涯教育などと叫ばれながらも、わが国には、創造的目標と異分野交流をもとに、人生の最も重要な時期に第２段ロケットに点火を行い、新しい人材育成を企図する教育の仕組みが存在していなかったことがよく分かります。<br />
既成の大学院や、諸々の資格教育、リタイヤメント後の高齢者教育の意義を否定するものではありませんが、「創造とは、既存価値の新しい組合せ(異種混合)が大部分」との論もあるごとく、STRAMD教育や学習は、まさにその部分に気づいた人々の集まりと受け取っています。<br /><br />
この春からは、札幌や大阪などでもSTRAMDのサテライトを立ち上げようとの動きが具現化しつつあります。この広がりというか流れは、もっと多くの地域に波及する可能性も出てきています。<br /><br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6.html','popup','width=600,height=451,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120130/120130_6-thumb.jpg" width="345" height="259" /></a><br />
阪神電鉄主催、大阪駅前で始まるサテライト講座の案内書<br /><br />
リーマンショックや３.１１を期に、世界やわが国が新しい時代や国家を創出して行かないといけない時期に、STRAMDが小さくてもいい、一つのトリガー(引き金)となってくれることを、主宰者として深く願っています。</p>]]>
</content>
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<title>2012新年「今、変革の時。半世紀の“THINK CREATIVE”から想う」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2012/01/2012think_creat.html" />
<modified>2012-01-05T10:05:19Z</modified>
<issued>2012-01-05T02:57:01Z</issued>
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<created>2012-01-05T02:57:01Z</created>
<summary type="text/plain"> 2011年は外的環境や仕事上で、まさに想定外の年になってしまいました。もちろん...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p><a href="http://designist.net/blog/archives/120105/120105_210.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/120105/120105_210.html','popup','width=600,height=336,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/120105/120105_2-thumb.jpg" width="345" height="193" /></a><br />
2011年は外的環境や仕事上で、まさに想定外の年になってしまいました。もちろん大地震による災害が最も大きな影響力を持ったのですが、それを別にしても日本という国は経済面まで含め、ギリギリのところまで追い込まれていることは疑いありません。一番の問題は、いろいろな分野で先を見通せるリーダーが出てこないという悲観的現実です。</p>]]>
<![CDATA[<p>よくピンチはチャンスと言いますが、どうもわが国の場合、この国難の時に、これからの在るべき姿を明示し、それを誰にでも分かるフレーズやキーワードに表現できるイニシエーター型指導者が現れていないというのが現実です。<br />
例えば東日本大震災の復興に関しても、これまでいくつものアイデア提案がなされていますが、国の行く末を考え、大所高所からの革新を図り、その大方針の上に立って、それぞれの専門分野で貢献していけるアイデアの提示や行動が示せているとは思えません。<br /><br />
確かにボランティア等の支援活動や、建築分野などでの復興事例提案などは随所に見られますが、日本の国自体がチェンジすべきこの絶好のチャンスに、マクロ観・未来観を持った分野横断型の全体的指針提案は、どこからも出て来ません。要は､部分最適化はあっても全体最適が見えないまま時は流れていく感深しです。<br />
これまでのブログでも述べて参りましたが、救急医療や対症療法の案は数多くあっても、予防医学や根源療法を持ってのそれにはなっていないのです。それは変革ではなく、所詮、調整やお手伝い、励まし役の域を越えません。<br /><br />
私は企業における同様の状況に何度も遭遇してきました。<br />
そうした場合、当該企業の20年後、30年後を考え、その構成員の思いや可能性、企業存立の将来像に望みを馳せて指針を立て、目標に向かい「今何をやるべきか」を考えることが重要です。<br />
いわゆる帰納法や演繹法が重要なのではなく、「仮説法こそ重要」なのです。<br />
その具体的作業としては、企業理念や経営方針といった、当該企業固有の指針を示し、それを現・近・遠未来の具体的経営課題化し実行に移していくのです。<br />
セキスイハイム、ベネッセ、ブリヂストン、INAX、三井のリハウス、NTT等、これらのクライアントは全てそうでした。<br />
いずれも既に3、40年もの年月を経ていますから、今の従業員の皆さまはほとんど経営変革時の事実はご存知ないでしょう。しかし、PAOSの倉庫には、当初の計画案や資料がほとんど残されています。それを今後どう扱うのかが問題なのですが、、、。<br /><br />
企業で試みてきた独自の「知的美的経営」と同様の手法を、今、わが国自体が成すべきではないか？と私は考えています。<br />
つまり、「30年後、40年後の日本国は国際的・地球的に考えて如何なる国で在るべきか」その仮説策定が重要なのです。<br />
全ての復興作業、建設作業がその指針や目標に向かってのステップになっていけば、個別対応で起こる無駄も無くなり、気がつけば新しい国家存立への道程を歩むことになります。<br /><br />
この国は、現場の人たちや専門分野の人は素晴らしいが、リーダーがダメとよく言われます。その事実を今ほど露呈している時代はないのではないでしょうか。<br /><br />
これは、企業などでも管理職対象によく行う手法ですが、例えば現在の国会議員全員に、「日本は30年後どのような国になっているべきか？」という基本質問を出し、「それを実現するために必要なことを、他人に相談すること無く個人の責任において具体案を3案ずつ提出してください」と依頼しては如何でしょう？いずれも、解答は一問20字以内、全80字の制限内で書いてもらうのです。さすれば、国政を担えるに足る人物か否か、鼎の軽重はすぐに露呈します。<br /><br />
かつて、第二次大戦後の進駐軍総司令官ダグラス・マッカーサーは、この、自然は豊かだが、資源も無く、生産設備もほとんど破壊し尽くされた貧乏国は「将来、東洋のスイスになるべき」と考えたそうです。<br />
このプランは、5年後の朝鮮動乱勃発でまるで別のシナリオに成っていってしまう訳ですが、いま一度わが国はこうした国家存立の基本指針を、将来の世界的な情勢とわが国の自然的・能力的位置づけの中で、考え直すべき時を迎えているのではないでしょうか？<br />
私は、そのように考えております。<br /><br />
その際に重視しなければならないのが、ITを核とした「SCIENCE」と、文化を核とした「ART」と、わが国独自の｛DNA｝で、これら３極からなる「鼎立デザイン」をどのように計っていくか、それが重要なのです。私は大震災直後から、そうした世界に抜きん出る国家目標を「スマート･ネーション」づくり、と称してきました。<br /><br />
そのためには、これは企業へのコンサルティングでも常に申していることですが、「数の人」「理の人」「目の人」「愛の人」のバランスの上に立つことが重要ということです。<br /><br />
これらの詳説に関しましては、過去のブログの中でも折に触れ述べて来ておりますので、ここで重ねては申しませんが、将来指針さえ誤らなければ「現況のわが国が、独立自尊にして、作興の最大のチャンスに在ることは確か」というのが私の思いです。<br /><br />
自身の専門に照らし合わせて言えば、経営革新なくして長期的売上増や企業成長など無い、という経験の積み重ねは、国家づくりにおいても同様と考えています。<br />
やはり、歴史的マクロ観を持って、目前のミクロ的解決に当たることが、今こそ肝要なのではないでしょうか。<br /><br />
<Div Align="right">2012年正月記　<br />
PAOS 中西元男</Div><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
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<title>新時代の人材育成「STRAMD(ストラムド)第３期生」募集と公開シンポジウム</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/12/stramd_7.html" />
<modified>2011-12-27T01:54:32Z</modified>
<issued>2011-12-26T11:43:59Z</issued>
<id>tag:designist.net,2011:/blog/1.371</id>
<created>2011-12-26T11:43:59Z</created>
<summary type="text/plain"> 今は、わが国自体が新しい国づくりに向かってスタートを切り直す時です。 それは、...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p></a><a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_12.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_12.html','popup','width=600,height=345,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_1-thumb.jpg" width="345" height="198" border="0"/></a><br /><br />
今は、わが国自体が新しい国づくりに向かってスタートを切り直す時です。<br />
それは、これまでの長い歴史の中で、常に範となるモデルを探し求め、独自の日本化を重ねることで発展してきた国が、そうした大目標を外に求めることが遂に不可能になり、今や独自のインフラを自ら創り出さねばならないことを､多くの犠牲者の方々と共に思い知った年だからです。<br />
STRAMDで生み出したいと望む人材とは、こうした変革や価値創造を可能としてくれる人です。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/ " target="_blank">http://stramd.kds.ac.jp/ </a></p>]]>
<![CDATA[<p>わが国の近代化と呼べる明治時代以降、この国が範としてきたのは、基本的に欧米の文化文明でした。それは西欧科学とは、極力、人智で自然に立ち向かい対抗・抵抗していく姿勢でした。<br />
ところがバブル経済の崩壊以降、経済的自立力を失ってしまい、未だにその呪縛から逃れられない侭にリーマンショックを迎えてしまったところに、加えて、この度の東日本大震災では、築き上げてきた欧米科学流の手法そのものにダメ出しをされてしまった訳です。そうした技術だけに頼る活用の基本方針そのものが、全く別の独自体系を求められることになったのだと言えるでしょう。<br />
ギネスブックにも載るようは、高さ60ｍを越える防波堤が木っ端みじんになってしまう一事をとっても、自然への対峙方法では日本独自の対応策が要ることは明らかです。<br />
地球上は十数枚の大きな地殻プレートで覆われ、わが国はその中の4枚ものプレートが集中した上に位置しているわけで、それが動いたのが今回の大震災です。基本的にヨーロッパやアメリカの東海岸とは自然条件が全く異なっていて、そこで発達してきた科学技術力の延長上では、この度のような自然災害には抗しきれない、わが国独自の対応策が必要になってきた。それが自明の理になったとの覚悟を決めなければならないというのが、この度の大地震の教訓です。<br /><br />
それを対症療法的対応に止まるのではなく、予防療法的・根源療法的にして、かつ国家百年の計を持って考えていかなければならない、それが今後への戒めではないでしょうか？<br /><br />
わが国は今後も貿易立国や観光立国で発展していかなければならないことも分かりきったことですから、とすれば東北地方の復活とは、独自の国づくりや先行産業の出発点であっていいはずです。<br />
それは、私が震災直後の<a href="http://designist.net/blog/archives/2011/04/post_130.html" target="_blank">「スマートネーションづくり提案」</a>のブログ原稿でも書いた通りで、その趣意とは、ITを駆使する「科学」とエンターテイメントや美的価値の創造を含む広い意味での文化「アート」と、わが国独自の自然環境、歴史や伝統文化、行事などを踏まえた「DNA」の３極を核とする、新しい国の在り方創出です。<br />
STRAMDでは、こうしたことを理解でき、実行していける人材を、先ずその出発点としての芽や手法を身につけることから養成していきたいのです。<br /><br />
あとは異種混合の「人間関係づくり」で、これは受講生達の間で想像していた以上に進んでいるようです。<br />
私も、今年は何だか忘年会が多いのです。しかも興に乗っていると帰宅が、２時、３時と午前様になることもあるので高齢の身にはこたえるのですが、STRAMDの1，2期の皆さんと飲み始めると、なかなか止まらなくなってしまって、楽しいからついつい長引いてしまうのです。<br />
人間関係づくりの実りは、仕事上や身の上相談にまで及んでいるようで、平均年齢1期生38才、2期生35才を考えると、STRAMDは実に得難い貴重な出会いの機会です。人間なかなかこの年齢になってから真剣に議論し合える友人関係などつくり得ないものです。いろいろな職種や立場の、しかも年齢を超えた人たちが対等につきあえる環境の成果ゆえでしょうか。<br /><br />
STRAMDは「ニュー・ビジネススクール」と銘打っていますが、多分、企業経営に戦略性を持って、意図的・構造的・長期的にマーケティングマネジメントとアートやデザイン、つまり知的美的価値の経営レベルでの成果を、実践的ケーススタディを伴って見聞きできる講座は他には無いのではないでしょうか。<br />
新時代のハイブリッド型マネージャーを生み出すのが目的です。<br /><br />
私は先般、講演を頼まれて中国は天津に出かけた際、現在、最も多くの国家予算をかけて都市開発が進む、新開発区のスマートシティづくりのねらいや内容にふれる機会に恵まれたのです。ここは面積的に上海の浦東開発区の4倍と聞きましたから大変な広さです。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_2-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
天津スマートシティの巨大模型。7割の自然エネルギー化を目指すとか。<br /><br />
でも、ここで描かれている構想は、実にSTRAMD的でした。<br />
この構想におけるデザインイベントとは、諸分野のデザイナーはもちろん、政治家や経営者、大学教授など研究者まで参加してのデザイン論議と発表会で、わが国の作家作品主義的なそれでもなければ、物づくりや物的表現面だけを主にした工業化時代的価値観からは完全に一歩抜きん出たものでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_51.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_51.html','popup','width=600,height=413,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_5-thumb.jpg" width="345" height="237" /></a><br />
天津国際デザイン展＆シンポジウムオープニング式典<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_61.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_61.html','popup','width=600,height=305,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_6-thumb.jpg" width="345" height="175" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_7-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
展示会場と講演会風景<br /><br />
約17年前に天津開発区を案内され、「ここにPAOSの支社を設けて欲しい」と頼まれた時のただの草ッ原が、今や凄い新街区になっているのですから、多分、2020年を目指し、世界中の先端専門家や技術を集めて開発の進むスマートシティ開発も、中国らしい、少々粗々しくとも壮大なスケールの街となっていくのでしょう。ここ20年近く中国に出かけ、比較的連続的にして密に彼の国の発展を見続けてきた人間の一人として、そう思います。<br />
特別のコネもありますので、来年暖かくなったら、STRAMDの受講生達と天津ツアーに出かける予定でいます。<br /><br />
お隣の大市場でもある中国で独自の国づくりが進むのであれば、わが国にも固有の未来構想があってもいいのではないでしょうか？<br />
STRAMDはそうしたことを目指しての「人材育ちの出発点」なのです。<br />
「モノやコトのデザイン」も結構ですが、私は「ヒトのデザイン」とその「仕組みのデザイン」こそ最も重要と考えているのです。<br /><br />
そうした考えや内容の一端に触れていただく機会が、この度の桑沢デザイン研究所http://stramd.kds.ac.jp/program/pdf/e3.pdf<br />
主催の、１月14日(土)開催、第３回公開シンポジウム「企業経営をデザイン思考する」です。<br />
入場無料、先着順ですから、ご興味おありの方は、どうぞお早めにお申し込み下さい。<br />
<a href="http://stramd.kds.ac.jp/program/pdf/e3.pdf"target="_blank">ご案内リーフレット</a><br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3.html','popup','width=600,height=433,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111226/111226_3-thumb.jpg" width="345" height="248" /></a><br />
零下の冬空の下、天津スマートシティの開発は進み行く<br />
</p>]]>
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<title>観戦「ワールドカップバレーボール2011」</title>
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<modified>2011-11-24T11:52:59Z</modified>
<issued>2011-11-24T04:05:24Z</issued>
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<summary type="text/plain">日本バレーボール協会のロゴデザインをお引き受けしたご縁で、ワールドカップへのお招...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<![CDATA[<p>日本バレーボール協会のロゴデザインをお引き受けしたご縁で、ワールドカップへのお招きを受け、女子の最終戦、日本対アメリカ戦を観てきました。もちろん私にとっては初めての世界選手権戦のホンモノ観戦です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01.html','popup','width=600,height=411,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_01-thumb.jpg" width="345" height="236" /></a></p>]]>
<![CDATA[<p>代々木体育館での試合は、流石にTVで見るのとは大変な違いで、試合内容も、その場にいることも含め、全てが迫力満点でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_02-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_03-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_04-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
試合と表彰式の光景<br /><br />
幸い、試合も日本が３&#8722;０で勝利し、全体の4位となりました。この大会でのオリンピック出場決定は叶いませんでしたが、もう一試合どこかの国に勝っていればと、残念に思えました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_05-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
結果ボード<br /><br />
ただ、最近の若い選手のことが私には悲しいかなよく分かっておりませんので、すぐ近くで、次々サーブなどで登場する選手に即座に対応しながら名前を連呼し、組織的に見事な応援を繰り返す若い高校生のバレーボールプレーヤーらしきグループにも、感心しながら見とれていました。<br /><br />
ともかく久しぶりの、興奮とハラハラの心地良いひとときのプレゼントを、本当にありがたく思いました。<br />
遠くから表彰式などでのご活躍ぶりを眺めていましたが、お招きくださったバレーボール協会広報担当の平澤梓乃さんのご親切に感謝です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_062.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111124/111124_062.html','popup','width=600,height=423,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111124/111124_06-thumb.jpg" width="345" height="243" /></a><br />
広報担当：平澤さん遠望</p>]]>
</content>
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<title>再会、ヒョウとシマウマ、横須賀美術館</title>
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<modified>2011-11-04T02:15:28Z</modified>
<issued>2011-11-02T04:24:29Z</issued>
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<summary type="text/plain">週末を利用して、久しぶりにヒョウとシマウマに会いに行ってきました。 正確には、ヒ...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>週末を利用して、久しぶりにヒョウとシマウマに会いに行ってきました。<br />
正確には、ヒョウとシマウマをモチーフにした衝立(ついたて)彫刻です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_12.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_12.html','popup','width=600,height=409,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_1-thumb.jpg" width="345" height="235" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_21.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_21.html','popup','width=600,height=472,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_2-thumb.jpg" width="345" height="271" /></a></p>]]>
<![CDATA[<p>この変わったアートは、桑沢デザイン研究所時代の同級生：U.G.サトーの作品で、かつてPAOSの玄関ホールに置いていました。ところが今はPAOSも小規模の事務所にしてしまいましたので、時々、U.G.サトーの展覧会等で美術館に貸し出す時くらいしか、なかなかお目にかかる機会も無いという次第です。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8.html','popup','width=600,height=438,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_8-thumb.jpg" width="345" height="251" /></a><br />
通り過ぎ振り返って気づき、もう一度見直す人も多い<br /><br />
今回の横須賀美術館での展覧会は<a href="http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/944.html"target="_blank">「トリック＆ユーモア展」</a>(11／6日曜日まで)で、まさに独自の作品境地を探求し続けるU.G.サトーのためのようなテーマ設定、という以上に、担当学芸員：立浪佐和子さんからご案内を受けたごとく、意表を突いた感はありますが素晴らしい企画でした。<br />
有名なエッシャーなどが、絵画史上この分野を代表するアーティストですが、それらのまさにテーマに相応しい作品群が見事に集められていました。<br /><br />
また、横須賀にまで出かけたのは随分久しぶりでしたが、横須賀なんて横浜のすぐ隣の街だろう？位の土地オンチ感覚で出かけたわれわれ一行は見事に裏切られ、JR横須賀駅についてから、またバスに35分も揺られていくおっそろしく遠い所でした。<br />
でも観音崎の岬にある美樹館は海の見える素晴らしい立地で、山本理顕さん設計の建物も実に見事に環境を活かした秀作で、まさに都会地では絶対に存在し得ない気持ちの良い建物でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_3-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
海を臨む美術館前景<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_5-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
美術館の夜景<br /><br />
その素晴らしさには、当日参加したSTRAMDの有志一行も「本当に来て良かったね」と納得の一日でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7.html','popup','width=600,height=430,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111102/111102_7-thumb.jpg" width="345" height="247" /></a><br />
海を眺めお茶を飲みながら</p>]]>
</content>
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<title>デザインの経済的効果？</title>
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<modified>2011-11-17T06:19:26Z</modified>
<issued>2011-10-04T09:10:11Z</issued>
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<summary type="text/plain">先日、ＮＨＫ放送大学(紺野登先生担当)の取材で、「デザインの経済的効果はあります...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>先日、ＮＨＫ放送大学(紺野登先生担当)の取材で、「デザインの経済的効果はありますか？」という旨の質問を受けましたが、私は「経済的効果の無いデザインの方が、むしろ亜流というか、異常なのではないか」と答えました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111004/111004_11.html','popup','width=600,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_1-thumb.jpg" width="345" height="172" /></a><br />
STRAMD(ストラムド)教室での取材風景<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>確かに最近の、特にわが国のデザイン界は、「作家作品主義の土壺」にはまり込み過ぎているのではないかと考えています。<br /><br />
そもそも近代デザインは産業革命に端を発したものですから、マス･プロダクション、マス･コミュニケーション、マス･トランスポーテーションなど、いわゆる大量とは切っても切れない関係にあった筈です。<br />
それは取りも直さず、近代の量的商業主義と良くも悪くも結びついて存在してきたもので、その出自を考えれば、経済的効果のないデザインなど本来の姿では無いと私は考えてきました。<br />
事実、PAOSの会社案内書やDVDには、年数を重ねての売上げや利益の伸びをあらわす数字的成果としてのグラフがいくつも出てきますが、それを掲出してもクライアントから苦情を言われることのない仕事を多く創り出して来たからでしょう。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_26.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/111004/111004_26.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/111004/111004_2-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
「新理念+感覚訴求」は「経営変革+売上増進」のきっかけになる<br /><br />
という以上に、デザインとは、「見えないデザイン、見えるデザイン」を戦略的・長期的・構造的に活かせば、そうした経済的効果を可能とする分野なのだとの、多くの実体験を重ねて来たともいえます。<br />
それゆえに他の多くのデザインに関わるコンサルタントオフィスが、その異種混合分野のデザインに真剣に取り組もうとしない現実を、受発注側双方にとっての機会損失と考えているのです。<br /><br />
PAOSビジネスの存立哲学は「街を埋めていくデザイン」「生活を埋めていくデザイン」の美的・快適水準の向上であり、常にそのことを念頭に置きながら仕事を推進してきたつもりですが、これは企業の経済的成果を伴わずしては続け得ないことです。<br />
事実、PAOS40年の仕事歴では、その指針を必死になって貫いてきたつもりです。<br /><br />
では「何故、デザインは作品主義になってしまったのか？」<br />
それはデザイン教育が、伝統的に美術学校の延長上に置かれてきたことが第一の理由、デザイン史の主軸の一つを建築家が支えて来たことが第二の理由だと思います。<br /><br />
現代のデザイン教育が、美術教育と不可分の位置付けにあることは、どなたも異論の無いところでしょう。<br />
デザインの主題が送り手中心発想の、表現とか造形に重きが置かれた工業化時代ではそれでも良かったのですが、現代のような受け手中心発想の脱工業化社会や情報化社会では、むしろデザインは経営学とか生産工学、情報科学と結びつく流れに変革していくべきだったと思います。<br />
要は、広い意味での市民生活文化牽引の担い手になるべきなのです。<br /><br />
私事になるかもしれませんが、総合大学にこそデザイン学部を設置するべきとする「早稲田大学デザイン学部設置への試案」なる1962年発表の提案は、こうした流れを読んでのものでしたが、残念ながら未だに具現化しておりません。<br /><br />
他方、かつてスタンフォード大学で世界のデザイン界の知見100人を集め、「世界デザインサミット」が催された際、その準備段階の企画会議の途次で「建築家を入れるべきか否か」が話題になって驚きましたが、その理由とは「彼らの仕事の仕方は19世紀的で、決してデザイン本来の姿とは言えない」という主張が、真面目に議論されたからです。<br />
確かに造形成果物としての建築の存在感は大きいのですが、「基本的に建築は一品性の価値の追求」ですから、量的価値追求を使命とするデザインとは相容れない特徴を持っています。<br /><br />
ただし最近の工業生産は、ますます受け手発想に価値を置く「いくつも答えがあるからこそ正しい」個別対応の最適解型に変化してきていますから、単純な量的物的価値とは相反する要素が時代と共に強くなってきているのですが、果たしてマスの送り手発想に依拠し続けてきたデザインはどうなっていくのでしょうか？<br /><br />
ともあれ、デザインが経済的効果と無縁に存在することなど考えられませんが、それ以上に今後ますます強まる分野融合社会の中で、新しい文化･経済成長時代の主要な役割を果たさねばならないことは間違いないと考えています。<br />
その実現のためには、今こそわが国の中長期的にして根源療法的デザイン政策が必須とされているのだと言えるでしょう。<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>STRAMD(ストラムド)、実に面白い実験講座</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/09/stramd_6.html" />
<modified>2011-11-10T13:26:06Z</modified>
<issued>2011-09-21T06:12:43Z</issued>
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<created>2011-09-21T06:12:43Z</created>
<summary type="text/plain">STRAMD２期生の後期講座が始まりました。 この「ニュービジネススクール」と銘...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
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<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>STRAMD２期生の後期講座が始まりました。<br />
この「ニュービジネススクール」と銘打った、やる気満々の受講生達の熱気はなかなかのものがあります。<br />
先日はNHK放送大学の収録が行われましたが、目下の受講生達は、４チームに分かれプレゼンテーション競争を繰り広げております。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01.html','popup','width=600,height=411,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_01-thumb.jpg" width="345" height="236" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02.html','popup','width=600,height=432,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_02-thumb.jpg" width="345" height="248" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03.html','popup','width=600,height=537,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_03-thumb.jpg" width="345" height="308" /></a><br />
チーム対抗プレゼン大会</p>]]>
<![CDATA[<p>もともとデザイン専門学校である桑沢デザイン研究所を舞台に、展開されているプロフェッショナル社会人講座STRAMDの、何がNewかと言えば、経営とデザイン、知性や数字と感性や美意識、左脳と右脳、そうしたハイブリッド能力を併せ持ちビジネスの行える人材の育成が、本講座のねらいだからです。<br />
ことはそう簡単ではありませんが、そうしたキッカケから新しい思考や行動能力が生まれてくれれば、このプロジェクトで企図したことはかなり達成されると言えます。<br /><br />
現在、チーム別のプレゼンテーション競争というか、発表大会が行われているのですが、一体、どのような内容、どんなプレゼンが展開されるのか、発表後のディスカッションも含め楽しみです。<br /><br />
昨年の１期生たちの「百貨店再興」といテーマもなかなか面白かったのですが、今年、２期生のテーマは「東京のタクシー」で、これもなかなか興味深いものがあります。<br />
東京という世界的・国際的な都市にとって最適なタクシーの在り方とは？<br />
その最適デザインとは？<br />
その最適サービスとは？<br />
現代＆未来都市：東京とのマッチングとは？<br />
高齢化社会との関わりとは？<br />
等々数えたてると解決課題は止めどなく出てきます。<br /><br />
加えて、プレゼンテーションテクニックも重要なポイントです。<br />
これまでの私自身のクライアント企業へのプレゼンを振り返っても、その手法や提案ツール(道具)の創意工夫は実に重要でした。<br /><br />
夏休みを使って行ったチーム毎の個別指導では、わがオフィスにチーム別に出向いてもらい、これまでPAOSで試みて来た実プロジェクトの各社への提案資料等を見てもらいながら、プレゼンの内容と表現手法につき、より突っ込んだ学習をしてもらいました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04.html','popup','width=600,height=366,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110921/110921_04-thumb.jpg" width="345" height="210" /></a><br />
PAOSでの個別指導<br /><br />
さてさて、こうした結果としてのアウトプット、そしてその成果はどのようなことになるのでしょうか？<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。</p>]]>
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<title>なぜ、Design Thinkingは経営革新や新しい生活文化の創造を目指そうとしないのか？</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/09/design_thinking_1.html" />
<modified>2011-09-02T08:44:01Z</modified>
<issued>2011-09-01T09:09:49Z</issued>
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<summary type="text/plain">あちこちでいろいろなポスターコレクションが行われている、という記事が新聞に出てい...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>あちこちでいろいろなポスターコレクションが行われている、という記事が新聞に出ていました。こうした取り組みもあるに越したことはないとは思いますが、Ｅ.ソットサスが「デザインとは？」と問われて、「人に花を贈るようなもの」と答えたごとく、デザインにとって最も重要なことは、いかに受け手発想に立つか、ということではないでしょうか？</p>]]>
<![CDATA[<p>最近はデザイン･ミュージアム建設の構想が動いていることも聞いていますが、これも単なる作品やモノのコレクションになってしまっては、要は工業化時代型のモノ中心・送り手発想中心の、単品集積レベルのミュージアムになってしまうのではないでしょうか？<br /><br />
私は、デザインにとっての最重要事は、受け手である顧客・消費者・生活者との関係性の中での価値創造であると考えております。<br />
芸術の価値とは「一品性」にありとは美学で教えられた定義でしたが、その意味では、単なる物コレクションでは、デザインが作品主義や送り手発想の芸術作品と何ら変わらないものになってしまいます。<br />
またそうした発想では、デザイン作品の多くは、決してアート作品に表現力や個性的パワーという点で敵わないのではないでしょうか？<br /><br />
「デザインとはあらゆる分野の共通公分母」とはＷ.グロピウスの至言です。<br />
少なくとも私はそう考えています。<br /><br />
これも工業化社会の価値観に基づくものかもしれませんが、審美性・快適性・安全性などのあくなき探求は、デザインという発想が生まれてこの方のミッション(使命）、とも言えましょう。<br />
これは言い換えれば、「あらゆる人工物を少しでも美しくしょう、快適につくろう」との思想ですから、まさにグロピウスの、デザインの共通公分母性は言い得て妙の発言と言えるでしょう。<br /><br />
そのことを考えるだけでも、デザインが単なる作品主義や自己表現の狭小世界に凝り固まるのではなく、人々の生活や企業の社会的価値創造に寄与する存在にならなければならないと私は考えているのです。<br /><br />
かつて、阪神大震災で潰え去った「神戸市 デザイン史博物公園」なる企画がありました。この時市長説明用に使った企画書は今も残っていますので、稿をあらためて詳しく書きたいと思います。これはまさにその時代々々をシンボリックに切り取る、生活文化としてのデザインの歴史的にしてかつ世界的なミュージアム構想でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110901/1109011.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110901/1109011.html','popup','width=800,height=567,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110901/110901-thumb.jpg" width="345" height="244" /></a><br />
1993年提案「神戸市デザイン史博物公園」企画書<br /><br />
最近話題の言葉として、「デザイン思考(Design Thinking)」が脚光を浴びてきました。ところが、このキーワードが話題になるばかりで、実態としての現実的成果がなかなか現れてこないため、これは「バズワード(仲間内の流行り言葉)」に過ぎないのではないか？との疑問が呈され始めているというのです。<br />
確かに、「優れたプロダクトデザインと、デザイン思考に基づいたプロダクトは一体どこが違うの？」と問われれば、デザインシンカーは一体どう答えるのでしょう？<br /><br />
こうしたバズワード現象は、ここ数十年の間に私もいくつも経験してきました。<br />
「CIの時代は終わった。これからはブランドの時代だ」などと言われたことなどは、やっていることの中身は大して変わって無いわけですから、私に言わせればチャンチャラオカシイとしか言いようがありません。<br /><br />
私はCIプロジェクトの中で、ブランド戦略が必要と思えばクライアントにそう提言し、ブランドが大騒ぎになるよりはるか前から実行に移して来ましたし、CIも、将来に向かっての企業思想の構築と表現の固有価値づくりとしてのデザイン(見えないデザインと見えるデザイン)、つまり、経営戦略デザイン、事業開発デザインとして捉え、実施してきたつもりです。<br />
要は結果としてその時代の顧客やステークホルダーの心が掴めなければ意味を成さないのですから。<br /><br />
亡くなられた、わが国を最もシンボリックに代表するグラフィックデザイナーであった田中一光さんに、「中西さんの功績は、デザインを経営者自身の問題として捉えるレベルにまで高めたこと」と言っていただきましたが、そうした意味からも物欲や金銭欲中心の時代からの脱皮が求められている今日の日本においては、まさにデザインが次なる企業づくり国づくりの大きな役割を果たすべきであろうと思います。<br /><br />
そして、「これこそ、真のDesign Thinking」ではないでしょうか？<br />
私は、今こそ根源療法型デザインが求められている、と考えています。</p>]]>
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<title>人育て、人育ち</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/08/post_135.html" />
<modified>2011-08-22T01:49:54Z</modified>
<issued>2011-08-19T01:13:26Z</issued>
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<![CDATA[<p>「教えることは最も学ぶこと」と言いますが、最近、人づくり・人育ちの問題につき、自身の未熟さに今頃になって気付きを得ました。<br />
たとえば武道の有段者でも、瞬間的な判断では一段上の有段者には絶対に勝てない、それは先を読む力の差だといいますが、それに近いモノでしょうか？<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p>昨春から、桑沢デザイン研究所で<a href="http://stramd.kds.ac.jp/" target="_blank">STRAMD(戦略経営デザイン人材育成)</a>なるニュービジネススクールを主宰し始め、知名度はまだまだですが、極めてやる気満々の人たちに囲まれ順調にすべり出しています。<br />
地方でもe-ラーニングの希望があり、すでに<a href="http://stc3.net/kyoto-dschool/program.html" target="_blank">京都</a>では同時中継されています。<br /><br />
STRAMDを引き受けるに先だって、仕事人生のシフトチェンジの意味も込め、それまでいたPAOSの若いスタッフ達を独立させました。<br />
これは<a href="http://www.cotovia.net/" target="_blank">COTOVIA(コトヴィア)</a>という新会社となり、PAOS時代とは異なって苦労もいろいろ多いようですが、なかなか頑張って独自の活動を展開してくれております。<br /><br />
STRAMD開設の本格的準備から約一年を経て、なんとか独自性のある講座として見通しがつき始めた昨年末頃から、何だか実務プロジェクトの依頼の方も次第に多くなり、いろいろお付き合いの関係もありますので相談に応じている間に、小人数でも可能にして興味が持てるプロジェクトも何件か現れ、そうした中から選んで少しずつお引き受けすることにしました。<br />
幸いPAOSはこれまでの仕事実績から、コ･ワークして頂ける優秀な外部スタッフには恵まれています。ただ、一番困るのが、手足となって動いてくれる身近なスタッフのいないことです。<br /><br />
STRAMDとはもともと、私が交通事故に遭遇し、この世におさらばしそうになったことをキッカケに、「これからはなるべく私自身にしか出来ないことを優先してやっていこう」「これまでの稀有な実務経験や資料を活かした、人材育成とアーカイビングづくりを大切に」との方針から生まれたものです。いわゆる「PAOS流コンサルティングの実績を人材づくりに活用」、という目的があったのです。しかし、実際にやってみて、教室講座の限界も判ってきました。<br /><br />
加えて、上記の如く人数をしぼり込み、手足となってくれる補佐役のほとんどいない中で、新しいプロジェクトを引き受けることになりますと、たちまち自分自身で何でも対応しなければならない事態に追い込まれてしまいます。自分で企画提案をし、自分で開発計画案をつくり、自分でプレゼンテーションをやらなければならないといった状況ですが、これはこれなりにクライアントにとっても私自身にとっても得るところは大きいと考えています。<br /><br />
そこで改めて気づいたことなのですが、プロジェクトの進捗発展という意味合いでは、クライアントとのやりとりの中での言葉の端々や、先方のトップや担当者の表情の動きにまで、重要な意味が隠されており、これを読み取れるか否か、あるいはその僅かな信号発信を提案に結びつけられるかどうか、そのことが実に重要な意味を秘めていることに、今頃になって気づくことが多いのです。いくつになっても欲識を持って仕事をしていくことは大切です。<br /><br />
考えてみると、こうしたやり取りの中でのヒントの重さを、果たしてスタッフ達に教えられるかどうかは判じ難いのですが、これまでの長い時間、そうした細かい所までは現場において突っ込んで指導して来なかったなと、今頃になって気づいたのです。<br />
仕事というものは、常に「現場・現物・現況主義に基づくことが大切」と言い続けてきたのですが、そうした場での微妙なやり取りの機微(きび)や先方の人物像を感じ取る所の重要性までは、注意深く語ってはこなかったことに気付かされたというわけです。<br /><br />
最近の新しい展開では、新プロジェクトをお引き受けし始めた結果、PAOSでの人材育成については、早速、桑沢デザイン研究所に相談し、有能な人材を推薦して貰い少人数加わってもらったのですが、人材育成の意味を込め、もう１人２人経営デザイン心と腕のある若い仕事経験者が加わってくれてもいいのかな？と近頃思い始めています。<br /><br />
これはニッチにして、かつ、針の穴を通すような人材募集ですから、果たしてどう探せばいいのか判らないのですが、最近の大学生のように、自分の人生他人任せで、ところ構わず就活を重ねている人はそれだけでお断りでしょう。<br />
もちろん基本的に知的水準やデザイン能力の低い人はPAOSでは勤まりませんし、自分の人生を、自主的・主導的に自身でデザインしていける気概ある人でないと難しいでしょう。とはいえ、若い人は、先ず自ら強く思いこむことから始めることが重要なのですが。<br /><br />
そのようなデザイニストとしての若い人を、今の日本人の中では探すのが難しいのでしょうか。<br />
どなたか有為の方、いらっしゃいませんか？<br />
知的美的価値創造型人材として育てたいと考えますから･･･<br /><br />
---------------<br />
本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。<br /><a href="mailto:comment@designist.net">こちら</a>までメールをお寄せください。<br />Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。<br />
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<title>INAX、28年目の同窓会</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/08/inax28.html" />
<modified>2011-08-19T11:51:00Z</modified>
<issued>2011-08-11T07:21:59Z</issued>
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<summary type="text/plain">銀座通りの行く先の突端「京橋」に、常に画竜点睛のごとく際立っていたINAXの屋上...</summary>
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<name>Nakanishi</name>

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<![CDATA[<p>銀座通りの行く先の突端「京橋」に、常に画竜点睛のごとく際立っていたINAXの屋上サインが、８月10日を最後に姿を消すことになりました。新しくLIXILに変わるのです。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_11.html','popup','width=600,height=535,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_1-thumb.jpg" width="345" height="307" /></a><br />
伊奈輝三（右）・水谷千加古（左）の両元INAX社長と。(2011年8月10日撮影)</p>]]>
<![CDATA[<p>それを記念してというか、同窓会のごとく、久しぶりに伊奈・水谷のお二方と昼食をはさんで約４時間、ノンビリした時間を過ごさせて頂きました。<br /><br />
伊奈製陶からCI開発のご依頼を受けたのが1983年のことですから、指折り数えると、爾来28年の歳月が過ぎたことになります。<br />
INAXのCI開発プロジェクトは伊奈社長の在任中10年余に渡りましたから、今回の再会は、想い出のイッパイ詰まったものでした。<br />
この開催に気を利かして、いろいろお世話いただいたのが住宮和夫さん(INAX：GINZA館長)です。<br /><br />
INAXのCI開発は、いわゆる「事業開発型CI」の典型例ということになります。<br />
その中心に据えたのが、<br />
日本のトイレを、それまでの「日陰者」から「日向者」に<br />
というプロジェクトスローガンで、一連の開発行為の中で象徴事業として位置づけたのが、「XSITE(エクサイト)」と称された、海外10ヵ国30メーカーとの取り引き契約で始めた輸入販売業でした。そして、その拠点となるショールームが置かれたのが、当時はまだ珍しかった都心の超高層複合ビル「アークヒルズ」の最上階(37F)でした。<br />
また、この革新的なプロジェクトの中心人物として活躍されたのが、伊奈さんの後継社長となられた水谷さんであったという訳です。更に加えて言うなら、そのXSITE事業にスタッフとして加わっておられたのが住宮さんでした。<br /><br />
なおなお付言するなら、現在のPAOSのオフィスは、XSITEが置かれていたアークヒルズの真向かいに建った、その名もアークヒルズ･フロントタワーにあるわけですから、その綾なす糸の不思議さを思わざるを得ません。<br /><br />
さて、INAXのCIプロジェクトは、PAOSが手掛けたいわゆる日本型CI、PAOS流CIの典型的な成功事例と呼べるのではないでしょうか？一般的な作品主義ではなく、企業主義（コーポレーショナリズム）のデザインだったのです。<br /><br />
INAXのCIは、伊奈輝三という時代に対する極めて優れた洞察力を持った経営者に出会ったことによって生み出し得た、稀有なるサクセスストーリーと言えるでしょう。<br />
当時伊奈さんは、「こうしたことは、私(=創業者のご子息)の代でやっておかないと出来ないのでは？」と、おっしゃっておられましたが、振り返れば、社名変更や理念開発に始まる一大企業革新プロジェクトであったことは間違いありません。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_4-thumb.jpg" width="345" height="258" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2.html','popup','width=600,height=423,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_2-thumb.jpg" width="345" height="243" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6.html','popup','width=600,height=425,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_6-thumb.jpg" width="345" height="244" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5.html','popup','width=600,height=422,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_5-thumb.jpg" width="345" height="242" /></a><br />
INAX企業理念<br /><br />
このようにINAXのCI開発プロジェクトは、産業史的に見ても貴重なプロセスを包含していますし、その開発記録の原資料は現在もメモ用紙の一枚まで大切に保管してありますので、そろそろ詳しいドキュメントとして残す作業を行っておきたいと考えています。<br />
伊奈製陶ＣＩの主要開発項目を箇条書きにすると次のようになります。<br />
<b>1. 社名変更<br />
2. VISの導入<br />
3. 理念開発<br />
4. 体質改善運動<br />
5. 環境デザイン開発<br />
6. 新事業開発<br />
7. 文化戦略</b><br /><br />
これらはいずれも、いわゆる見えないデザイン・見えるデザインを含めた、広い意味での「デザインアイデンティティ」と称せますが、実はこれがある程度完成した後に、取りかかろうとしていたのが「INAXのサービスアイデンティティ」プロジェクトでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3.html','popup','width=600,height=457,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110811/110811_3-thumb.jpg" width="345" height="262" /></a><br />
DI（デザインアイデンティティ）からSI（サービスアイデンティティ）開発への拡プロジェクトチャート<br /><br />
この計画は、ふとしたボタンの掛け違いのような事件から潰え去ってしまうことになるのですが、その後の時代の推移を考えても、もしINAXが徹底した「企業や事業のサービス業化」にこの時取り組んでいれば、、、、と、歴史に「もし」は無いのですが残念に思います。<br /><br />
そして今、INAXはLIXILのブランドのもとに、企業統合されて行きつつあるわけです。<br />
大きいことがいいとは一概に言えませんが、1983年の売上は６百億余では、と伊奈さんがおっしゃっていましたから、LIXILになってそれが１兆３千億超になり、多分ファンドの資金等が動けばまだまだの拡大もあり得ますから、約30年で、超巨大企業へと成長したことになります。<br /><br />
伊奈製陶からINAXへのCIプロジェクトでは、約10年にわたり仕事冥利に尽きる、本当に良い体験をさせていただきました。INAXの皆さまに感謝です。<br /><br />
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<entry>
<title>福岡のデザイナー平松聖悟さん、JAXA新ロゴDPR採用</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://designist.net/blog/archives/2011/06/jaxadpr.html" />
<modified>2011-08-19T11:49:26Z</modified>
<issued>2011-06-24T08:44:32Z</issued>
<id>tag:designist.net,2011:/blog/1.363</id>
<created>2011-06-24T08:44:32Z</created>
<summary type="text/plain">それはひょんなヒラメキから起こりました。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)が新し...</summary>
<author>
<name>Nakanishi</name>

<email>info@paos.net</email>
</author>
<dc:subject>Entry</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://designist.net/blog/">
<![CDATA[<p>それはひょんなヒラメキから起こりました。<br />
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が新しく打ち上げる衛星DPRのロゴが平松聖悟デザインに決まった経緯です。ですが、この新しいデザイン墨道のカリグラフィ(手描き)表現は、新衛星の打ち上げを担当するNASA(アメリカ航空宇宙局)からも関心を持たれ、「デザイナーはどういう人？」との問い合わせが来ているとのことです。<br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_11.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_11.html','popup','width=600,height=375,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_1-thumb.jpg" width="345" height="215" /></a><br />
DPR基本ロゴ</p>]]>
<![CDATA[<p>PAOSがJAXAから依頼を受けて、新衛星DPR(Dual-frequency Precipitation Rader／二周波降水レーダ)のロゴデザイン開発を進めていました終盤のその時、平松聖悟さんが東京渋谷で個展をやられていて、私も会期の最後の日である1月22日の夜に出かけました。<br />
作品を見せていただいたその場で、何となくピンと来るものがあって、「結果がどうなるか分からないけど、良かったらロゴアイデア提示に参加してみませんか？」とお誘いしました。<br />
彼の反応は早く、翌日には何案かの素案が届きました。<br /><br />
直後の、筑波のJAXAにおけるプレゼンテーションでは、全部で200案余のロゴデザイン素案と、その中から数案選んだリコメンド案の提示を行ったのですが、そこに加えていた平松案が見事標的を射止めてくれたのでした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4.html','popup','width=600,height=310,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_4-thumb.jpg" width="345" height="178" /></a><br />
<img alt="090911_w.jpg" src="http://designist.net/blog/archives/090909/090911_w.jpg" width="258" height="2" /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5.html','popup','width=600,height=463,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_5-thumb.jpg" width="345" height="266" /></a><br />
JAXA本部でのプレゼン風景<br /><br />
この衛星は日本独自の先端技術とのことでしたから、私としては、どうせならロゴも日本らしくアメリカでは出来ないカリグラフィというアイデアも面白かろうと考えての策でしたが、これがJAXAの多くの先端科学者たちの共感を得てくれたのでした。<br />
実験的な「デザイン墨道」という先端アートが、先端科学者たちの感覚的同意を得たサイエンスとの一致に驚きましたが、何となく妙に納得の快感が得られた気持ちでした。<br /><br />
いったん平松案に決定してから、もう一度注文を出して彼に10案ほどの原案を出し直して貰い、その中の一案を元に更に精緻化し作り込んでもらった成果が、前出のの最終決定案でした。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3.html','popup','width=800,height=754,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_3-thumb.jpg" width="345" height="325" /></a><br />
精緻化案<br /><br />
その後の、デザインバリエーションやアプリケーションデザイン展開などは私共PAOSで進め、最終的に「デザイン･ガイドライン」にデジタルデータを付してJAXAに納品させていただきました。<br /><br />
<a href="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2.html" onclick="window.open('http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2.html','popup','width=600,height=375,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://designist.net/blog/archives/110624/110624_2-thumb.jpg" width="345" height="215" /></a><br />
基本デザイン、アプリケーションデザイン等<br /><br />
その直後に東日本大地震が襲い、筑波の研究所施設も相当のダメージを受けたようでしたが、今のところ2013年にはNASAのロケットでDPR:二周波降水レーダは打ち上げられるとのことです。<br /><br />
「二周波降水レーダ」とは、世界各地の雨や雪の降水量を実に精度高く観測できる能力を持つ観測衛星だそうで、今回のデザイン開発プロジェクトのご担当者：百束泰俊さんのお話では、これを造れる技術力は世界中でも日本にしか無いとのことです。事前に筑波の研究施設をご案内頂いた際に現物を見せて頂きながら、何か日本国民としての誇りのような熱いものを覚え、こうした事実を是非多くの人たちに共有して貰いたいと感じたものでした。<br /><br />
因みに、JAXAとNASAを比べると、NASAは要員的にも予算的にもわが国JAXAの約10倍で、内部にデザイン担当スタッフもいるとのこと。JAXAは今回初めて外部の専門家にロゴ制作・デザイン開発を依頼したそうで、その選択先がPAOSだったようです。<br />
これは光栄なことでしたが、加えて、思い掛けないタイミングの重なりで、結果的に旧知の福岡の平松作品に決まったのも、嬉しいことでした。<br />
「平松聖悟さん、おめでとうございます。」<br /><br />
偶然の重なりといえば、DPR担当の百束泰俊さんは、福岡のご出身であることに加え、早稲田大学理工学部卒とか、私と同じ稲門出身です。ここでも三人に接点があったとは、まさに縁(えにし)としか言いようがありません。<br /><br />
訳（わけ）もなくというか、いや、訳あって嬉しいですね。<br /><br />
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