中西元男 実験人生
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母ゆずりのお節(せち)料理

2016 / 1 / 8

お正月のお節料理を、出来合セットで買うのではなく自宅でつくるお宅は、今や2%しか無いとか。その意味で、もはや我が家のお節は貴重なのかもしれません。薄味の味付けやお重の中身の品揃えも、結構昔の伝統のままのように思えます。
毎年、それを年末から家族が時間をかけて丹念に作ってくれているのです。


今年のお節料理

昔の話ですが、神戸の中西家の本家では、かつては新年には親戚一同が次々と挨拶に訪ねて来るのが慣例でしたので、亡き母が大量のお節を暮れからせっせと用意するのが、長く続く慣わしになっていました。
そして私も、子供の頃はそれを眺めていたわけではなく、年末は結構忙しく、家中のガラス磨きと障子張りを役割としてやったものでした。都心の小さな住宅と違って、我が家は母屋(おもや)の建坪だけでも80坪以上ありましたので、家中の障子を張り変えるだけでも、小学生であった私にはなかなかの難事でした。建具を外して洗い、古い障子紙を剥がす作業からしてそれなりに技術の要る仕事で、…と言ってみても、今時の若い人たちには理解できないことでしょう。
加えて、お節の私の担当は卵焼きで、毎年年末には、およそ150個もの卵を割り、卵焼きを作ったものです。だし巻き卵ではなく、いわゆる卵焼きです。ですから、さすがに今はもうやりませんが、卵焼きには相当自信を持っています。日本酒をたっぷり入れると、ふわふわになり味がまったりとして美味しくなるのです。ただし用心していないとすぐに焦げてしまうからやっかいな代物でしたが。

今年、我が家で拵えてたお節の品数は30点位だそうですが、準備をし、お重に盛りつけをする女房殿や娘の作業はなかなか大変のようです。
私は煮物なども薄味にして少し田舎風の大ぶりな仕様(切り分け)が好きで、その大ぶりの盛りつけが、今でも我が家らしくていいなと思えます。ただ、昨今はだんだん料理を量多くは食べられなくなってきており、一品ごとの作りを小ぶりにしてもらわないといけなくなってきているのか?とも感じていますが。

ともあれ、飲んで食べての平和でのんびりとした正月を、今年も過ごしました。そして1月2日は私の誕生日でもありましたので、その祝いも和やかにして貰いました。
幸いにして、後期高齢者になりながらもほぼ健康体をキープしてはいるのですが、果たしていつまでこれが続けられるでしょうか?



投稿者 Nakanishi : 2016年01月08日 11:20