中西元男 実験人生
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« 50年前の「東京タワー竣工パンフレット」が出てきたメインJDB、「新しいデザイン運動」ご紹介 »

JDB活動と「ベネッセ・アートサイト直島・犬島ツアー」

2009 / 4 /26

ここのところ週末は連続して予定が詰まっていて、今週末(4/25・26)はようやく東京で落ち着いて過ごせる時間が取れました。振り返れば、土曜日は毎週早朝から出かけておりました。先週は上海ツアー、先々週は直島・犬島ツアー、そしてその前は昨年物故しました両親の相続税対応のため神戸で話し合いと申告書への押印、といった具合です。

中でも直島犬島ツアーは、新生JDB(Japan Design Band/日本デザイン共同体)の第1回企画でした。(JDBにつきましては、出来るだけ多くの方々にご参加頂きたいので、詳しいことはJDB公式HPでも、また私のブログでも改めて書かせて頂きます)
このJDB「直島・犬島アートツアー」では、ベネッセの皆さまの対応が実に素晴らしく、大変お世話になりました。(参加者の皆さまから感激の御礼文を沢山いただいておりますので、最後に少しご紹介させて頂きます)

今回のツアーで特に印象的だったのは、ベネッセコーポレーションの福武總一郎会長自ら操縦桿を握っての空からのヘリコプターによるお見送りでした。
楽しかったツアーも終わり、私たちを乗せたフェリーが直島を離れ高松港に向かいました。私は客室内におりましたが、突然、デッキにいた秘書が「福武会長がヘリコプターでお見送りです!」と呼びに来ました。あわてて外に飛び出し、船橋から空に向かってやみくもに何回かシャッターを押しました。(こういう太陽光燦々の明るい場では、ファインダーの付いていないハンディなデジカメのモニターでは全く画像が見えません)



この2枚はいずれも私が撮影した福武会長の「鳥人(?)」としての勇姿です。
上は、このたび高松港に向かう船のデッキからのヘリコプターでのお見送り写真。
下は、1990年に福武書店(現ベネッセコーポレーション)が全国から社員の皆さんを集め、創立35周年の記念式典を直島で行った際、福武社長(当時)が空からパラグライダーで降りて来られ、挨拶をされた時の思い出の写真です。第2次CIで「”Benesse”ブランド」が初めて発表された時のもので、まさに記念すべきカットです。

直島へは、ここが今のように開発されていく前から、私はそれこそ数え切れないほど訪ねていますので、今回が何度目の訪問だったかの記憶さえ定かではないのですが、ただ感心するのは、何度訪れても次々と新しい作品が加わっていたり、同じ作品でもその時の季節や天気や雰囲気によって常に新鮮で新しいイメージが楽しめるということです。自然や人工の所産を背景とするこの場独特の恵み故でしょうか。

今回のツアーは、昨年ベネッセの福武会長や会長室星久人氏とお話しをしていた際、「一度また直島に来ませんか」と誘われたのがきっかけでした。ご相談したところ、特別にベネッセハウスの20室程を用意して頂けたので(ここはともかく大人気で、通常はなかなかまとめて部屋が取れないのです)、前述の如くJDBの第1回記念ツアーとして企画しました。先ず、組合員に希望者を募り、次いで親しい方々をお誘いしてみましたところ、最終的には20代から70代までの26名の参加者が、東京を中心に福岡・名古屋からも集まりました。

コンテンポラリーアート(現代美術)は、自由に観て回るだけでも楽しいのですが、このたびはベネッセハウスの菊田満司支配人の懇切丁寧なガイドのお陰で、「そうか、作者はそこまで深く考え、そのようなプロセスでこれが創られたのか」と感心することしきりの、大変素晴らしいツアーになったのでした。

2010年には、瀬戸内海の7つの島(直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島)+高松を舞台に「瀬戸内国際芸術祭」が開かれるとのことですし、今秋には福武会長も支援されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」も行われます。
JDBでは、これらにも入会メンバー優先のツアーを企画する予定で、その準備も既に進行中です。ご希望の方は、是非「デザインやアートを楽しみ生活を豊かにする新しい運動:JDBメンバーズ」にご参加下さい。JDB(日本デザイン共同体)については、詳しい内容につき近々また書かせて頂く予定ですが、既に次々と入会お申し込みをいただいております。
詳報をお知りになりたい方は、JDB事務局(office@jdb.or.jp/TEL 03-5771-7737)までお問い合わせ下さい。

最後に、今回のこの度のツアー写真と参加者の皆さんからお寄せ頂いた感想文の一部をご紹介させていただきますが、まずは福武会長を囲み撮った全員の集合写真をご覧下さい。



【参加者の感想より】

ご配慮のお陰で、とても楽しい時間を過ごすことができました。
直島は毎回新たな発見があり、素晴らしい空間でした。
今回初めて見学した犬島と家プロジェクトの3つにも大きな刺激を受けました。
そして何よりも、ベネッセのプロジェクトが直島に与えた影響の大きさをを感じました。お土産の種類の豊富さ、本村にあった独自のカフェやギャラリーなど、福武会長の思いが具現化しているということを、目の当たりにしました。
また訪れたいと強く思える直島は、本当に素晴らしい場所だと思います。
(30代女性)

本当に充実した内容で、直島の自然と現代アートの素晴らしさを満喫した2日間でした。ミュージアム、地中美術館、家プロジェクト、犬島と、それぞれがとても見応えのある作品ながら、わずか1泊2日の短い旅程でいっぺんに見られるという贅沢さ。美しい瀬戸内の海と山つつじが鮮やかな直島の自然の美しさにも、感動いたしました。本当に密度の濃い体験でした。
事前の企画及び現地案内をして頂いたベネッセの方々、星さん及びJDBの方にも心より御礼申し上げます。また、ご多忙な予定の合間をぬって何度もいらして頂いた福武会長のお心遣いともてなしのお心にも本当に感激しました。誠にありがとうございました。
(40代男性)

完璧な段取りのツアーでした。近年にない久しぶりの感激で、興奮して電話でしゃべったら友人達が行きたいって!また秋にゆっくり行く予定を、もう計画しています。本当にありがとうございました。
(60代女性)

このたびは素晴らしいツアーに参加させていただきましてありがとうございました。
天気にも恵まれ、とても楽しい2日間を過ごすことができました。瀬戸内海の美しい海を見ながら心洗われる週末でした。
(30代女性)

おがけさまで充実の二日間を過ごすことができ大変満足しています。
ありがとうございました。
(50代男性)

充実した二日間でした。直島は頭で考えるよりも体感することが出来る島で、これはうまく他人に説明出来ないのが、、、ツライです。言葉にしてしまうと軽くなってしまいそうな。こういう機会を頂いて感謝でいっぱいです。本当に有り難うございました。
(30代女性)

大変お世話になりました。
直島と犬島を満喫し、充実した、それでいてハードに感じさせない快適な旅になったのは、みなさまのご尽力あってのことだと思います。ありがとうございました。
(20代女性)

ありがとうございました。会長のヘリに見送られるなんていう体験は、そうざらにはないことですね。重ねて感激致しました。
(40代男性)

直島の至る所で、島民のみなさんが訪れる人々をあたたかく歓迎して下さるお心遣いを感じ、深く感動しました。直島訪問は4度目ですが、このことを強く感じたのは今回が初めてでした。忘れられない体験をさせて下さったベネッセの皆さま、そして島民の方々に、心から感謝しています。
(40代女性)

アート作品を直接撮ることは著作権上禁じられていますので、以下の参加者中心の写真をご覧ください。




この後は犬島の銅の精錬所跡で、まるでローマの遺跡のようなインパクトです。


こんな彫刻を遊び場にしている子供はさぞやアート感覚豊かに育つでしょうね



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Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。



投稿者 Nakanishi : 2009年04月26日 20:10