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« PAOSの引っ越しメイン新年ご挨拶状と次世代デザインに向けて »

復旦大学(上海)と客員教授

2008 / 12 /29



12月初旬に、上海の復旦大学での講演に行ってきました。
100年を越える歴史(1905年創設)を持ち「北の北京、南の復旦」とも称される中国を代表する総合大学です。全学生数は5万200人とかなり大規模です。


広々としたキャンパスと堂々たる校舎


特別に見せてもらった中国ならではの貴石コレクション

私が話しに行ったのは視覚芸術学部で、学生数は3,000人(教員360人余)と流石中国、大人数です。それでも全国から推薦されて入学できる人は800人に1人という狭き門のようです。加えて驚いたのは、中国では今デザイン教育に国家を上げて力を注いでいて、全国のデザイン系の大学・学部だけで、何と1,000校を越えてきたそうです。そのため教師不足は深刻な問題のようですが、それにしても将来恐ろしいデザイン大国になりそうです。

大学の施設は新しく実に広々として立派です。あまりに広いので、学生たちは教室間の移動にはもっぱら自転車を使っているのだそうです。

今回の講演は随分前から依頼を受けていた約束をようやく果たしたものですが、ここではPAOS上海創業期にメンバーとして尽力してくれていた張少俊さんが教えていて、その縁から出かけたのでした。思えば中国では既に30回以上講演をしておりますが、大学生相手にとなると1993年に中央工芸美術学院(現清華大学)で10日間の集中講義をやって以来のことになります。この間15年の中国の様変わりというか発展ぶりは想像を絶するものがあります。


ロビーでくつろぐ学生達


学生の作品(日本の漫画などの影響も強い)


聴講した学生1200人余(通訳はPAOS上海代表:王超鷹)


構内の掲示板にはブルース・リーと並んで講演のポスターが貼ってありました。

講演にはデザイン系の学生1,200人以上が参加したそうで、加えて先生たちも大勢聴いていただいたようです。
聴く姿勢は日本の大学生とはまるで反応が異なって、話しの途中でも感心すると「ウォー」と声が上がったり、拍手が起こったりと実に熱いものがありました。

学生たちの感想を後ほどまとめて送っていただけるそうで、楽しみに待っています。内容につきましてはまたブログででもご紹介させていただく所存です。

帰国したら、すぐに「客員教授を引き受けてもらえまいか」との申し込みが来ました。余り負荷のかかるようなら断ろうかと考えていたのですが、年1回くらい講義に来て頂ければ、とのことですので、受諾することにしました。

なお、今回は初めて羽田〜上海の往復でしたが、成田経由に比べ実に楽で、これならたまの上海行きも悪くはないかと、客員教授をお引き受けした次第です。。


※本Blogへのご意見・ご感想をお待ちしております。
こちらまでメールをお寄せください。
Blog内にてご紹介させていただく場合もございますので、何卒ご了承願います。



投稿者 Nakanishi : 2008年12月29日 21:40