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「第4回JDBデザイン・インタラクション」は、少しでもデザインに関心を持たれる方なら必聴のテーマ"Bauhaus(バウハウス)"です。どうぞごお聴き逃しなく!!
開催は7月24日(木)夜、会場は東京ミッドタウンです。

2008 / 7 /14

「JDBデザイン・インタラクション」は、デザインをテーマの中心に置いた、どなたにでもご参加いただけるオープンなシンポジウムです。前半1時間はテーマに沿った話を聴き、後半はワイングラスを片手に講師・参加者共々交流を図ろうとの企画です。まさに古代ギリシャ時代以来のアカデミックなインタラクションを模したものです。


バウハウス校章


今回は「Bauhaus(バウハウス)」をテーマに選びました。
一般にはバウハウスと言われても馴染みのない方も多いのではないかと思いますが、少なくともデザインに関心をお持ちになる方なら、基礎教養というか文明文化史の一環としても、お識りになっておかれてよい話だと思います。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言います。
最近のわが国はちょっとしたデザインブームの観を呈しておりますから、その重要な出発点とも言える「バウハウスとは何ものか?」を学び、見直すことは重要です。
約90年前に創設され、やがてナチによって崩壊に追い込まれたバウハウスが、何故デザイン史上画期的なのか。それは、デザインを単なる形や表現という表層的なものではなく、美的・機能的生活の共通公分母と捉え、文化文明史的創造行為として教育理念を打ち立て実験的実践を行ったためだと言えます。

今般は、こうしたテーマを語っていただくにふさわしい方々に講師をお願いしました。
柏木博さんと宮下誠さんです。

柏木博さんは、現在武蔵野美術大学の教授で、以前からNHK で折々にデザイン史の解説をされておりますし、最近もデザインに関わるお話をTVで分かりやすくなさっておられますから、視聴されている方も多いかと推察致します。
特に最近のご発言やご著書には、単なるデザイン解説を越えて、文明史的見地からのお話も多く、その意味でこのたびのご講演は私も大変興味を持って傾聴させていただきたく考えております。まさにバウハウスの現代的解説や歴史的評価をしていただくに最適の方と考え、お忙しいところ是非にとご出講をお願い致しました。期待するところ大なる講師です。

他方、宮下誠さんは早稲田大学を出られて、スイス国立バーゼル大学に留学、博士号までお取りになられたキャリアの持ち主です。現在は國學院大學の教授をなさっています。
私も大好きなパウル・クレーという画家の国際的研究者として著名ですが、同時にクラシック音楽にも精通しておられて、この分野でのご著書やご発言も多い方です。
バウハウスの際立った特徴は、いわゆるデザイン表現や建築といった造形教育だけに止まらず、クレーやカンディンスキーといった国際的に著名な画家が教師として参加していたり、舞踊や音楽にいたる舞台表現にまでカリキュラムが拡がっていたところにもあります。
果たしてクレーは何を考え、何を期待してバウハウスに参画していたのか。私ももうひとつよくは解っていない、そうした面についてもお話を伺えればと期待致しております。
私は宮下先生にはまだ数度しかお目に掛かったことはないのですが、初対面の時の出で立ち風体(失礼!)に、まずビックリさせられました。あれはスイス仕立てのスーツなのでしょうか?今回もそのようなスタイルで是非ご出講いただきたいと楽しみにしております。

もともと、私がデザインの道を志したきっかけもバウハウスですし、今は、どうすれば新たなバウハウスを越える教育プログラムを創ることが可能になるのかと考え続けておりますので、私なりのバウハウス論の一端も出来れば披瀝させていただきたいとも考えております。

短い時間の中で果たしてどこまでお話が及ぶか分かりませんが、是非ご期待いただきたいと思います。

第4回デザイン・インタラクションの詳細はこちらからご覧下さい。



投稿者 Nakanishi : 2008年07月14日 21:18