中西元男 実験人生
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劇的な週末

2008 / 6 / 3

歴史も人生も、後の時代を決定づける変化は劇的に突然やってくるのが常です。言い換えれば、大事件は不連続(カタストロフィ)に起こるものだ、とも言えます。カタストロフィなる言葉の解説で、「人が人を好きから嫌いになる変化はゆっくりやって来るなどと言うことはなく、大好きから大嫌いへと急転直下不連続にやってくるものだ」との説明に、妙に感心した覚えがあります。確かに私自身のこれまでの歩みを考えてみましても、後の時代の自分を左右することになる人生上の変化はおおむね突然で、予定通りもしくは予想通りにやってきたことなどまずありません。しかし通常は何らかの準備がどこかでなされていたからこそ、それは起こるとも言えます。

先週の週末、そのような予期せざることが連続して起こりました。
思わせぶりな書き方で申し訳ありませんが、これは私にとっては実に想像を越えた喜ばしい変化でした。期待していなかった事態と呼んでもいいのかも知れません。
まだ具体的に内容を明示する段階ではないことゆえ、奥歯に物が挟まったような書きようで申し訳ないのですが、本件の事態の成り行きに、一時はこれで私も本当のリタイアメント生活に入ってしまうのかな?とまで考えたのでしたが、次の日の夜には後には引けない状況に事態が急転したのです。
加えて、またその翌日にお会いした人物にも、またまた感動するような内容のご呈示を受けたのでした。

ひとつは、「中西さんに喜んでいただけることが、私にとっても嬉しいことだから」(スミマセン、この話は私自身が直接聞いた訳ではなく、伝え聞いた話ですので多少正確さを欠いているかもしれません)と、ライフワークとも考えているプロジェクトに、大きな支援の申し出を受けたのでした。この報告を受ける直前までは、一度は幕引きを考え、これまで永く支援や協力をいただいていた皆さまへの挨拶の内容まで考え始めておりましたので、正直驚きました。それだけに、間違いのあろう筈はないと考えながらも、今この瞬間も、多少半信半疑である自分を情けなくも思っております。

もうひとつは、次の日にお会いした別の方から、「(中西さんの)提案を限られた分野として受け入れるという局所的な解決ではなく、それによって機構全体の考え方や在り方を変革したいのです」と言われたことです。加えて「ぜひ《志》を持ってやりたい」とも付け加えられました。
思えば《こころざし》などというキーワードを使っての話を伺うのは、ここ何年も私の経験の中にはなかったことのように思います。それだけに、その時に自ら手帳に記した《志》のメモを、今も何度も見直しています。

このことを機に改めて考えているのですが、人がことを起こそうとする動機とは一体何なのでしょうか?それは金銭動機でもなく、名誉動機でもなく、ましてや自己満足などではなく、それら以上にはるかに強い動機とは、使命感に起因するものとの思いを強くしながらこのブログ書いています。それより書いておきたい衝動に突き動かされています、と言った方が正確でしょう。「実はあの時のブログの内容はこういうことだったのですよ」と内容を明示できる日の早からんことを願いながら・・・。



投稿者 Nakanishi : 2008年06月03日 12:05