中西元男 実験人生
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「快気」と「復帰」

2007 / 4 /17

快気とは何ぞや?と辞書を引いてみますと、「気分がいいこと」「病気がよくなること」との説明が載っていました。

新年早々の、日付が1月12から13日に変わった頃の夜中に、横断歩道を渡っていて二人乗りのバイクに撥ねられ、意識もないままにER(救命救急センター)に搬送されてから3ヶ月になりました。当初は3ヶ月といわれた入院も2ヶ月で退院が可能となり、現在は徐々に仕事に復帰しつつあります。予定表を見ると、リハビリが最優先ではありますが、仕事のスケジュールで既に結構いっぱいです。

事故現場当夜の説明を聞いても、「よくぞ助かったな」と思うと共に、人の生命力の不思議さ、運の良さ・強さに改めて驚いています。9.7メートルもの遠くまで飛ばされながら、「命があったこと」「脳や内臓に全く損傷を受けていないこと」「身体主要部に外見上特別な傷害を受けなかったこと」等、確かに重傷ではありましたが重態にならなかったのは、本当に幸運であったと思います。
警察の事故係の方は、最初に現場を見た際に余程受け身の鍛錬を積んできた人だと思ったのだそうです。元々私自身は身体は丈夫な方で、創業以来ほとんど仕事を休んだこともないような人間であったことは確かで、身体を動かすこともいろいろやってはきましたが、他人様に自慢できるほどの武術の心得など毛頭ありません。
周りの人たちは「生命力が強い」とか「神様がまだ死んではいけないと思われたのだ」などと言ってくれますが、我ながらどう考えても生かされたという定めの不思議さを感じざるをえません。

それと治療と療養が中心であった約3ヶ月の期間は、家族や会社スタッフの有り難さを痛いほど感じさせられたと同時に、残された自分の人生を如何に使うべきかにつき熟考するに大変良い時間でもあったと感謝しています。
だからと言ってこれまで考え続けてきたこと、やってきたことが特に変わるわけでもありませんが、人生有限の思いは強く持ちましたので、今後は病床で考えた発想や構想の具現化につき、徐々に私見を述べ、私にしか出来ないことをなるべく行動に移して参りたいと考えています。

ともあれこのたびは、直接お見舞いをいただいた皆さまに「快気のご挨拶状」をしたためましたので、それをご紹介させていただき、私の「現場復帰宣言」にさせていただきたいと思います。




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お心遣いありがとうございました

このたびの私の交通事故入院に際しましては、ご親切なお見舞いやお心遣いをいただき誠にありがとうございました。
お陰さまで、当初3ヶ月と予告されました入院生活も2ヶ月で終えることができ、まだ松葉杖ではありますが、急ピッチの回復ぶりは周りからも驚かれております。
これもひとえに入院加療中にあたたかい励ましやご支援を頂きました皆様方のお陰と、深く感謝申し上げております。
このたびの事故入院を一番驚きましたのは、他でもない私自身でした。撥ねられた瞬間の記憶もありませんし、これまで入院体験もほとんど無い人間が、いきなりTVの世界のようなER (救命救急病棟) に運び込まれたのですから、びっくり仰天の大事件でした。以来、現代の最先端医療やリハビリなどを実体験できたことは、運命を前向きにとらえるならば大変貴重な新知識習得の機会であったとも言えそうです。これもわが実験人生などと笑っている場合ではないのですが、この経験をぜひ今後の人生や仕事に活かして参りたいとも考えております。
快気のご挨拶とは一体どの時点でさせていただくべきか定かではありませんが、お陰さまでこのたび退院し元気に仕事も再開いたしましたことをご報告申し上げ、心からの御礼とご挨拶に代えさせていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
2007年4月 桜花爛漫の候
中西 元男

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なお、入院中にブログ用にと書き留めました体験記録や現代ERに対する所感なども何本かあるのですが、まだ少し生々しさがありますので、いずれ時期を見て発表させていただく所存です。



投稿者 Nakanishi : 2007年04月17日 18:06


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