※雲をかぶる由布岳
主たる目的は2月から兵庫県立美術館で始まる「山田脩二の軌跡」展での鼎談の打ち合わせを、もう一人のメンバーである玉の湯の若女将:桑野和泉さんも入れてやろうよと誘われて出かけたものですが、この地場振興のシンボル的名所:由布院の変貌振りには想像以上に驚かされました。考えてみれば10数年ぶりの訪問になるのかも知れません。

※「玉の湯」案内パンフ、山田脩二の作品が30年来使われている
山田脩二ことシュウチャンはこの地に7年間ぐらい住んでいたことがありますので、古くからの土地の皆さんとはツーカーというか、いくつかの酒の上でも武勇伝を残しておりますので、どこへ行っても誰と会っても話が尽きません。彼がここに住んでいた頃の湯布院は家の横を小川が流れ、そのせせらぎで採ってきたやまのようなクレソンを頂きながらの食事であったことを思い出しますが、今はどちらを見ても観光化のかたまりといった風情で、クレソンの葉っぱどころかクレソン焼酎を飲みながらの話し合いをしてまいりました。
それにしても、湯布院のお湯は、そして、玉ノ湯の設備とサービスはやはり最高ですね。
※玉の湯の食事は美味。山田脩二、近藤信一両氏らと桑沢卒3人集
※玉の湯オーナー溝口薫平氏と
小泉首相逗留の際も、急に大風呂に入りたいと仰られ、この予定変更に警備の人たちは大変だったようですが、大風呂希望の気持ちよく分かります。
※磯崎新設計のゆふいん駅舎