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好漢、長峰秀鷹逝く
・ 松尾紘出子 (2006/03/20) 思い出ベンチ ・ 花子 (2005/11/19) 小泉解散に思う。vol.3(8月18日) ・ Narumi Fukuda (2005/11/10) |
« 殿・様論争(トノサマロンソウ) | メイン | Gマークの存立意義とこれから (2) » ■Gマークの存立意義とこれから (1)2004 / 10 /282004年度のGマーク大賞(グランプリ)が決まりました。今年はNHKのこども向けテレビ番組「ドレミノテレビ」「にほんごであそぼ」がグッドデザイン大賞に選ばれました。本当におめでとうございます。オリジナリティ溢れる良質かつデザイン的にも高品質の番組づくりに努力を重ねてこられた関係者の皆さんには心から拍手を贈りたいと思います。 この番組は普段われわれ大人が視聴する番組ではないので、6作品ノミネートされていた大賞候補作品の中でも特に新鮮に映り、大賞を選ぶ会場に参加をしておられた皆さんは食い入るように子供番組のプレゼンテーションを眺め、その姿も非常に印象的でした。そして、全てのプレゼンが終わった後で各自予め配られたコインを自分が推奨したい作品に投じ、集計の結果1位に選ばれた作品にグランプリが贈られるのです。 この選考方法は一見全員参加の民主主義的で素晴らしいのですが、多数決が必ずしも最善の選出方法とはいえないと言われているのと同様の問題を抱えているように思えてなりません。 前々回(2002年度)の札幌のモエレ沼公園の時もそうでしたが、今回も投票前から「これになりそう」と予測し、周りにも話していた通りの結果になってしまう問題点です。決して特定の作品にケチをつけるつもりはありません。デザインとしては確かに優れた成果品であるであることを否定しませんが、Gマークの存立意義を問い、本賞のアイデンティティを原点から考えた場合、本当にこのグランプリが最適解なのだろうかと考えてしまうのです。 公園といい番組といい、税金や受信料を背景に作られているせいかどうか判りませんが、どことなく余裕を持ってゆったりと作られている。当然、性能や機能、特に多くの人が最も気にする価格の問題が評価の論外になってしまうから当然その分厳しい評価の目が入りにくく、マイナス点が付きにくい分だけ有利になるのでは?とも受け取れるのです。「将来の日本の子供達のために」と標榜されるとそれだけで誰も反対し辛いパワーを持ってしまうのです。 でも僕は、このNHKの番組に文部科学大臣賞(Gマークにそのような賞は設けられてませんが)を出すのならともかく「何故、経済産業大臣賞なのか」と問われると、長くこの制度に関心を払い、もっというならば民営化に際しての一時期「何とかGマーク制度を潰さないよう」にと腐心してきた人間の一人として、「もう少しGマークそのものの存立哲学に立ち返って考えてみるべきではないのか?審査員の皆さんはその辺りを一体どう共有化しておられるのか?」と疑問を呈したくなってしまうです。 つまり、どうすれば民営化が成功し、赤字プロジェクトからの脱出が図れるのかと真剣に考え多くの方々の意見を聞いて回ったことがありましたが、その時に企業の皆さんがよく口にされていたのは「Gマークスタイルでないと賞は取れない」という表現でした。これはティピカルな言い方をしますと「模様のない単色でシンプルないかにもモダーンデザイン風の作品」とでもいいましょうか。もう一つ多かった意見は「Gマークに選ばれるような商品は売れない」の言葉でした。この点については事例を上げ詳しくそして悔しそうに説明なさった企業のデザイン担当者の話が今も忘れられません。 民営化に当たってはこうした「過去の偏重は棄て、今後のわが国のデザインの在り方活かし方」といった大同に賛同し協力して頂けまいかと説得して回ったのでしたが、その時のキーフレーズが小異を棄て「“Good Design is Good Business”をGマークから実現していきたい」でした。 投稿者 Nakanishi : 2004年10月28日 10:43 |
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