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待望の「WGDアーカイブス・デジタルブック」完成

2004 / 9 /22

随分予定が遅れおくれになりましたが、ようやく、昨年のアナログ版「WGDアーカイブス」に続き、待望の「デジタル版アーカイブス(デジタルブック)」が完成しました。

WGDの主要な事業の柱は、21世紀に入ってからの世界中の主要な「グッドデザイン賞情報のデータベース化」にあり、この情報を日本でデータバンク化した所に類のないコンテンツ、つまり、地味ですが世界的な知的美的資産価値があると考えております。なかなかこの事はフロー中心、流行大事のこの国では認めて貰えないのですが、やがて時を経れば次第にその価値の大きさは分かっていただけると思います。後は、集めたこれらの情報をいかに活かしていくかといった活用術の方もWGDにとっては重要なテーマです。

昨年発刊の「WGDアーカイブス(アナログ版)」は好評ではあるのですが、何しろ大部でVol.1、2の2巻セットで価格も25万円(これは洋書の高級デザイン書などを輸入しているプロのアドバイスを受けての価格設定だったのですが)と、とても、個人デザイナーや学生の皆さんに手軽にご購入とはいかない難しさがありました。

そのため「教室などで大画面に映して学びたい」「企画会議などで皆が見ながらワイワイガヤガヤやりたい」「家族でだってパソコン見ながら世界の優秀デザインを楽しみたい」等々の手軽な情報活用に応えていこうとの目標のもとに開発されたのが今回のデジタルブックでした。全部で494ページにグッドデザイン賞受賞作品情報が日・英・中国語のテキストと共にぎっしり詰まって3万円(学生さんは半額)ですから、絶対に優れものだと思います。

もっとも中国では先般のWGD上海展示会を機に、国内のデザイン学生さんにも買えるようにと人民美術出版社が一冊50〜80元(1元=約13日本円)での刊行予定が目下進行中です(ただし、この本のテキストは中国語のみです)。日本人は自国内発の情報は基本的に軽視しがちですから、気がついてみるとこのアーカイブスを最も活用しているのは中国人と言うことになるのかもしれません。多分、彼らは世界で第一の実利主義者ですから。

このWGDアーカイブスの内容は、ジャンルでいうとプロダクト系の情報が多いのですが、眺めているとデザイン分野など越えてしまったアイデアとヒントの宝庫でもあることです。審美眼というか優れた造形を見抜く能力をつけていく上でもっとも大切なことは、やはり、数多く優れたデザインを想いを持って繰り返しみることですから、このデジタルブックはそうした隠れた機能も持っているといえます。

たとえば何百案というロゴのデザイン案を壁面に張りめぐらして眺めるとき、最初は個々の違いが見抜けないものですが、何度も繰り返し見ていると次第に個々の作品のディテールの違いまで見取れるようになっていきます。これと同じような効果がWGDアーカイブスにはあると言えます。

それと、優れものと言えば、ここで採用したデジタルブックの新しいソフトウェアです。これは使ってみてのお楽しみですが、実にいろいろ多彩に遊べ?ます。もちろんWindows・Macの機種を問わずにです。

たとえば作品の隅に添えてあるメーカーやデザイナーのURLをクリックするだけでそのまますぐに世界中の商品や作品満載の相手先HPにダイレクトに飛び込んで行くとか、付箋を付けられる機能があって、何百ページ先を見ていても瞬時にして付箋ページを引き出せるとか、ともかく無駄なく幅広く情報収集が可能な、なかなか語り尽くせない優等生ぶりを感じさせてくれるソフトウェアです。商品カタログ等に転用しても効果的なソフトです。

貸し出し用のお試し版もあるようですし、フラッシュプレイヤーの最新版(Ver.7.0)の環境が必要となりますが、WGDのWebでもサンプル版をご覧いただけます。是非、多くのデザイニストやお知り合いの方々にトライアルして頂きたいものです。いろいろ好き勝手に操作してもCDが壊れる心配はありませんから、パソコンに強くない人にも十分楽しんでいただけると思います。

◆WGDアーカイブスデジタルブックのWeb
:[サンプル版]の文字をクリックしてみてください



投稿者 Nakanishi : 2004年09月22日 10:28