中西元男 実験人生
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« プレゼンテーションメイン審議委員会での話題「Gマーク審査が難しくなってきた」 »

鹿目会でのお喋り

2004 / 9 /17

先般、パッケージデザイン界の元老的存在である鹿目尚志さんのお名前を冠した「鹿目会」という集まりで話を頼まれ行ってきました。基本メンバーは川路ヨウセイさん(日本パッケージデザイナー協会会長)をはじめ、高橋敏さんなど実力派のパッケージデザイナーを中心とした10数人の和気藹々とした集まりの中での講演でした。講演というよりこの日は僕の話を中心とした懇話会といった方が適切な場での語りでした。

ですから、話の内容も出来るだけ裏話や私感を織り込んだものにさせて頂きました。仮のタイトルを「わが実験デザイン人生、実験デザインビジネス」とつけました。要は、デザイン界において何故僕が今日のような、チョット他人(ヒト)様とは変わった考え方や位置づけの人間になってしまったのかというお話を、ざーっとわが半生記としてお話させて貰ったのですが、それでもあっと言う間に予定の2時間が経ってしまいました。

マツダ・小岩井・松屋銀座など70年代の仕事の事例が特に懐かしがられ喜ばれました。1970年に大阪の万国博覧会が開催され始まったこの10年間は、振り返ってみると、わが国が最も希望に燃えて元気に発展していった時期であったと言えます。同年代のよしみというか、中心をなす皆さんが僕と近い年代の方々でしたから、共感を持ちながら話が出来、まるで同窓会の集まりのような気分の中でのレクチャーでした。

終わってからは、皆さんと一緒に美味しい中華料理をご馳走になりに出かけ、その場では中国話なども沢山出て楽しかったのですが、方向が同じであった帰りの車の中で、「最近はパッケージデザインの世界でも、実験的な試みの展覧会などがなくなってしまったねぇ」とちょっと勢いのなくなったわが国を象徴するような話をしていました。

その時、「中西さん、お魚好きですか?」と突然聞かれたので、「ええ、大好きですよ」といいましたら、何とその週末には高知から立派な藁焼きのカツオがどーんと届き、家族に感謝されながら久し振りに土佐づくりを山のように頂きました。講演料はお仲間ということで無料サービスだったのですが、鹿目さんからそれ以上の貴重かつ美味を頂いたのでした。

鹿目さんとはどこかのパーティなどでお会いすると、何故かいつも話題が美味しい食べ物の話になっていて、青山や京都の店に話が飛んでいたりするのですが、うまいモノ大好き人間同士は、結構相手の事を嗅ぎ分けてしまうものらしいのです。

鹿目さん、パッケージデザイン協会有志の皆様ありがとうございました。
この時話が弾み、僕もパッケージデザイン協会に関わるようお誘いを受けましたが、現在でも時間破産状態の私に果たして何かやれることなどあるのでしょうか?



投稿者 Nakanishi : 2004年09月17日 10:36